サッカーJ1で首位の鹿島アントラーズは30日、味の素スタジアム(東京都)で東京ヴェルディに1―0で勝利した。2位の柏レ…
サッカーJ1で首位の鹿島アントラーズは30日、味の素スタジアム(東京都)で東京ヴェルディに1―0で勝利した。2位の柏レイソルもこの日勝利し、鹿島の9年ぶり9回目の優勝は12月6日のホーム最終節に持ち越された。
ホームのメルカリスタジアム(茨城県鹿嶋市)ではパブリックビューイングが開かれ、サポーターら約2300人が会場のスクリーン越しに、選手らに声援を送った。
鹿島はGK早川友基選手の好守備などで前半を0―0で折り返し、後半29分、FWレオセアラ選手のシュートを相手GKがはじいたこぼれ球を、MF松村優太選手が左足でゴールに押し込み先制した。
得点が決まると、スタンドは総立ちに。坂東市から家族4人で来た小学3年の根本彩心(あこ)さん(9)は「早川選手が格好よかった。鹿島が押されている場面もあってドキドキした」。
11月29日にJ2初優勝を果たした水戸ホーリーホックの試合をインターネット配信で見たというつくば市の会社員の男性(54)は「来週は鹿島が優勝し、茨城がJ1、J2を制覇したらうれしい。応援したい」と話した。(古庄暢)