晩秋の伊賀路を駆ける「2025忍者の里 伊賀上野シティマラソン」が30日、三重県伊賀市で開かれた。ハーフ、クオーター、…
晩秋の伊賀路を駆ける「2025忍者の里 伊賀上野シティマラソン」が30日、三重県伊賀市で開かれた。ハーフ、クオーター、5キロ、ジョギングの各部門に、北は北海道から南は大分まで33都道府県の2444人(昨年比256人増)がエントリーした。
開会式で稲森稔尚市長が「ようこそ忍者の聖地へ。忍者になりきり、風をきって私たちの街を味わって」と激励。最低気温が0.5度まで冷え込んだが、「伊賀上野白鳳太鼓」のメンバーが和太鼓の演奏で鼓舞する中、午前9時半から「さまざま広場」東側交差点などを部門ごとにスタート。城下町や田園風景を楽しみながら走り、上野西小学校にゴールした。伊賀FCくノ一三重の選手もジョギング部門に参加。忍者衣装で参加するランナーもいた。
ハーフ男子60歳以上に出場した松阪市の竹内宏さんは1時間24分19秒を記録し、61歳の誕生日を優勝で飾った。「靴の反発が強くて足にダメージがあり、給水ポイントで少し歩いた。年取ってくると、きついです」と話した。(小西孝司)