和歌山県有田市内のミカン畑や湯浅湾を眺めながら走る恒例の「有田みかん海道マラソン」が来年2月15日に開かれる。同市や地…

 和歌山県有田市内のミカン畑や湯浅湾を眺めながら走る恒例の「有田みかん海道マラソン」が来年2月15日に開かれる。同市や地元自治会などでつくる実行委員会が参加者を募集している。

 みかん海道は有田川の南側に位置し、箕島漁港付近から東にのびる全長約5・6キロの市道で、2008年4月に開通した。景観がよくドライブやサイクリングに適している。

 大会は開通を記念し、09年2月に第1回が開かれた。コロナ禍(21年、22年)のオンライン開催を含め、今回で18回目となる。

 基本コースはマツゲン有田球場(同市宮崎町)を発着し、みかん海道を往復する。最大高低差は150メートルだ。

 参加部門はマラソン男子・女子(それぞれ10キロ)、ペアマラソン(10キロ)、ウォーキング(7キロ)、親子マラソン(2キロ)がある。参加費は、マラソンが一般3千円など。ペアマラソンは1組5500円、親子マラソンは1組1500円、ウォーキングは無料。

 ウォーキング以外の各部門1位には、ミカンの加工品やえびせんなど市特産品の詰め合わせが副賞で贈られる。参加者全員に「はも団子汁」とコーヒーが振る舞われる。

 実行委は大会名にちなみ、オレンジ色のものを身につけることを推奨している。コスプレでの参加も歓迎している。

 応募の締め切りは来年1月9日必着。申し込み方法などは市のホームページで確認できる。問い合わせは市ふるさと創生室ブランド推進係内の実行委(0737・22・3648)へ。(松永和彦)