＜明治安田J1：東京V0－1鹿島＞◇第37節◇30日◇味スタまさに「鹿島らしく」前進した。敵地で苦しみながら東京ヴェルデ…

＜明治安田J1：東京V0－1鹿島＞◇第37節◇30日◇味スタ

まさに「鹿島らしく」前進した。敵地で苦しみながら東京ヴェルディに1－0で競り勝ち、9季ぶり9度目のリーグ制覇に王手をかけた。

川崎フロンターレ時代にリーグ4度を含む7度のタイトル獲得と黄金期を築いた鬼木達監督（51）が、プロキャリアをスタートさせた鹿島アントラーズでの就任1年目から手腕を発揮。12月6日のホーム横浜戦に勝てば、栄冠をつかむ。史上初の複数クラブでのJ1優勝監督へ、舞台は整った。

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鹿島の守護神GK早川友基（26）が前半32分に相手と1対1を右手でビッグセーブして、チームを救った。視察した日本代表の森保監督からも「影のMVP」と絶賛されるほどの活躍で、無失点勝利に大きく貢献。「ギリギリまで我慢して、動かないのがあったからこそ、あそこで手が出た。充実してやれている」と満足げに語った。