◇国内男子◇カシオワールドオープン 最終日(30日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7375yd(パー72)◇晴れ(観衆…
◇国内男子◇カシオワールドオープン 最終日(30日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7375yd(パー72)◇晴れ(観衆3401人)
2打差3位から出た大岩龍一が、通算21アンダーで首位に並んだ砂川公佑とのプレーオフを制してツアー初優勝を飾った。最終ラウンドはボギーなしの7バーディ「65」でプレー。今季は2度の2位など惜敗が続いた27歳が待望の初タイトルをつかみ、優勝賞金3600万円を獲得した。日本人の今季初優勝者は11人目となり、ツアー史上最多の更新が続いている。
プレーオフ2ホール目でバーディを奪って競り勝ち、涙を流した。砂川は1打差2位から「66」で首位をとらえたものの、初優勝を逃した。賞金ランキングでは68位から大きく浮上する見込みで、滑り込みで初の賞金シード(上位65人)は確保した。
優勝なら初の賞金タイトルが確定したランキング1位の金子駆大は、10位から「72」で回り10アンダー25位に終わった。金子がランクトップを維持したまま、賞金レースは次週の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」(優勝賞金4000万円)で決着を迎える。
18アンダー3位に下家秀琉と佐藤大平。17アンダー5位に蝉川泰果、木下稜介、鈴木晃祐が並んだ。賞金ランク3位の蝉川は2打差3位スタートから「69」で今季2勝目を逃したが、賞金タイトルへ望みをつなぎ、逆転には優勝が必須の最終戦に乗り込む。
カシオ契約の石川遼は64位から1イーグル5バーディ、1ボギーの「66」とスコアを伸ばし、6アンダー48位でホスト大会を終えた。次週の米ツアー2次予選会にエントリーしているため、今週が今季国内ツアー最後の出場となった。
<上位の最終成績>
優勝/-21/大岩龍一
2/-21/砂川公佑
3T/-18/下家秀琉、佐藤大平
5T/-17/木下稜介、鈴木晃祐、蝉川泰果
8/-16/永野竜太郎
9T/-15/西山大広、勝俣陵