【国際親善試合】日本女子代表 3-0 カナダ女子代表(11月29日/長崎スタジアムシティ)【映像】なでしこ逸材トリオの「…

【国際親善試合】日本女子代表 3-0 カナダ女子代表(11月29日/長崎スタジアムシティ)
サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)の若手逸材トリオが完璧に崩し切った攻撃が話題となっている。
なでしこジャパンは11月29日、国際親善試合でカナダ女子代表と対戦。若き才能たちが躍動し、東京オリンピック金メダルの強豪を3-0で撃破した。
68分の3点目は流れるようなパスワークから生まれた。21歳のMF松窪真心がペナルティーエリア左に侵入すると、20歳のMF谷川萌々子がオーバーラップでパスを引き出しワンタッチでグラウンダーのクロス。これを21歳のMF藤野あおばが左足で正確に流し込み、相手GKの手を弾き飛ばしてネットを揺らした。
若手トリオで相手守備を完全攻略したゴールは、サッカーファンの間で話題に。SNS上では「キレイなコンビネーション、キレイなフィニッシュ」「新しいなでしこのサッカーが花開いてますかね」「今日の攻撃はすごい」「崩しからシュートまで見事」「上手すぎやなw」「いい形で点取ってるなあ」「松窪→谷川→藤野のゴールが美しすぎる」「これからのなでしこを象徴するようなゴール」など絶賛の嵐が巻き起こった。
いずれも海外で活躍する

ゴールの起点になった21歳の松窪は、2023年7月にマイナビ仙台レディースからアメリカのノースカロライナ・カレッジへ移籍。今年10月にはNWSL(アメリカ女子リーグ)史上最年少ハットトリックを達成し、リーグの年間最優秀MFとベストイレブンを受賞した。
アシストをした20歳の谷川は、2024年1月にバイエルンに加入後、スウェーデンのローゼンゴードに期限付き移籍。2025年1月にバイエルンに復帰すると、チームのリーグ優勝とカップ制覇の2冠に貢献した。今シーズンはリーグ戦11試合で5ゴール・1アシスト、UEFA女子チャンピオンズリーグでは4試合・1ゴールを記録するなど好調だ。
そして、ゴールを決めた21歳の藤野は、2022年9月に18歳でなでしこジャパン・デビューを飾り、2023年7月には、男女通じて日本代表選手のワールドカップ最年少ゴール(19歳180日)を記録した。2024年8月からはマンチェスター・シティに所属し、今シーズンも公式戦10試合で3ゴールを記録している。
この日はキャプテンで28歳のMF長谷川唯がコンディション不良で出場できなかったが、逸材トリオたちの活躍もあり見事にその穴をチームとして埋めていた。若手の成長にますます期待したい。
(ABEMA/なでしこジャパン)