【神奈川】パラスポーツの楽しさを市民に知ってもらおうと、「パラスポーツおだわら」が29日、小田原市の小田原アリーナで開…

 【神奈川】パラスポーツの楽しさを市民に知ってもらおうと、「パラスポーツおだわら」が29日、小田原市の小田原アリーナで開かれた。

 ボッチャや卓球バレー、モルックにヒントを得て小田原で生まれたかまぼこ板を使うカマボックなど、さまざまなパラスポーツが用意され、参加者は思い思いに挑戦していた。

 昨年のパリ・パラリンピックで優勝したゴールボール男子の一員で、同市出身の鳥居陽生(はるき)選手(21)と交流する企画もあった。金メダルを首からかけて登場した鳥居選手は、参加者からの質問に答えたり、プレーを披露したりして、会場をわかせた。

 小学5年の長男と参加した佐須由樹さん(38)は「子どもも最初は尻込みしていたけれど、実際にやり始めたら楽しそうにしていた。やったことのないスポーツを体験できて、よかった」と話した。(清水敬久)