サッカーJ2のジェフユナイテッド市原・千葉は29日、千葉市のフクダ電子アリーナで迎えた最終節でFC今治を5―0で破った…
サッカーJ2のジェフユナイテッド市原・千葉は29日、千葉市のフクダ電子アリーナで迎えた最終節でFC今治を5―0で破ったが、自動昇格となる2位以内に入れなかった。J1昇格をかけて、12月7日から始まるプレーオフへ回る。
勝利が、悲願のJ1復帰への大きな一歩――。ホームスタジアムで迎えた大一番。地元・千葉市中央区の英国風パブ「HUB JEF UNITED PUB ペリエ千葉エキナカ店」には約120人のファンが集い、テレビ観戦した。
ジェフは序盤から試合を優位に進め、前半11分にFWカルリーニョス・ジュニオがPKを決めて先制。31分に主将のDF鈴木大輔が頭で押し込み2―0で前半を終えた。後半も3得点を重ね、守備では無失点で切り抜け勝利をたぐり寄せた。
試合終了のホイッスルが鳴ると、店内では拳を突き上げ、ハイタッチをする人の姿も。友人と一緒に来店した山田一輝さん(24)は「やるべきことはやってくれた。とてもいい試合だった」。
自動昇格は、上位の長崎の戦績次第だった。店内の映像が、長崎と徳島の試合に切り替わると、ファンたちから「徳島頼む、勝って」と祈るような声が漏れた。試合は引き分けに終わり、ジェフの自動昇格はかなわなかった。
千葉市の高橋梨花子さん(21)は「悔しいけど、まだプレーオフがある。応援するから勝ちきってほしい」と期待を込めた。
落ち込んだ空気を吹き飛ばすように、店内では応援歌「勝利のオブラディ・オブラダ」が呼びかけられ、全員がかけ声と手拍子で士気を高めた。(宮下晶)