パドレスとの契約を今オフにオプトアウトしたスアレス(C)Getty Images ドジャースの補強動向に対する注目が集ま…

パドレスとの契約を今オフにオプトアウトしたスアレス(C)Getty Images
ドジャースの補強動向に対する注目が集まっている。
2025年シーズンに球団史上初のワールドシリーズ連覇を果たしたドジャース。まさに黄金期を迎えるチームは来季も世界一を手にするべく、今オフも適材適所の補強に余念がない。とりわけ「最重要課題」としてクローズアップされているのが、救援陣へのテコ入れだ。
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攻守にスターが居並ぶ“銀河系軍団”にあって唯一の穴のように見えた。中継ぎのチーム防御率はリーグ11番目の4.27にまで悪化。正念場となったレギュラーシーズン後半戦では、ゲーム終盤に淡々と打ち込まれる場面が悪目立ちした。
昨オフにテコ入れがなかったわけではない。4年7200万ドル(約110億円)で獲得したタナー・スコットなど“タレント”は豊富にいた。しかし、彼らはいずれもレギュラーシーズン終盤に故障で戦線を離脱。ポストシーズンでは、先発投手だった佐々木朗希がクローザーに抜擢されるなど、頼りなさは顕著に表れていた。
今オフはマイケル・コペックとカービー・イエーツ、そして元守護神のエバン・フィリップスが退団。再建に向けた動きが活発化する中で、一部メディアではメッツからFAとなったエドウィン・ディアス、同じくヤンキースからFAとなったデビン・ウィリアムズなど大物守護神の獲得が報じられている。
あらゆる獲得情報が飛び交う中で「資金的により現実的な範疇」のターゲットとして挙げられているのが、パドレスからFAとなったロベルト・スアレスだ。
言わずと知れた元阪神の守護神は、2022年からパドレスに在籍。特に直近2シーズンは24年が36セーブ、25年はナ・リーグ最多の40セーブをマークと安定したパフォーマンスを示している。また、来年3月に35歳になるベテランながら平均98.6マイル(約158.6キロ)の4シームを軸としたパワーピッチは健在で、パフォーマンスに大きな衰えは見られない。
また、スアレスは、「5年1億200万ドル(約159億1200万円)を望んでいる」(米紙『New York Post』)と報じられているディアスよりもコスト面で低く、メリットは小さくない。ドジャースの動静を熱心に伝えている『Dodgers Nation』は「もしもスアレスが2年3000万ドル(約46億8000万円)規模の契約を望んでいるのであれば、ドジャースが応じるかは分からない」とした上で、こう予測している。
「ドジャースは外野を強化した上で、クローザーも獲得したいと考えている。そして同時に選手の若返りも望んでいるが、FA市場でそれを実現するのは難しい。いつものことだが、彼らはあらゆる取引から最大限の価値を引き出すことを目標にしている。もしも、スアレスを“妥当な価格”で獲得できれば、選択肢の一つになるかもしれない」
今年6月のドジャース戦で、大谷翔平の右肩付近に161キロの剛速球を当てる“故意死球騒動”で波紋を生んでいたスアレス。それだけに電撃加入となれば、両軍ファンの間で遺恨が再燃する気配もある。
果たして、ドジャースはいかにして「穴」を埋めるのか。かつての虎助っ人が加われば、リリーフ陣の厚みが増すのは間違いないが……。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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