<明治安田J2:仙台0-1いわき>◇29日◇最終節◇ユアスタプレーオフ(PO)圏内6位で最終戦を迎えたJ2ベガルタ仙台が…
<明治安田J2:仙台0-1いわき>◇29日◇最終節◇ユアスタ
プレーオフ(PO)圏内6位で最終戦を迎えたJ2ベガルタ仙台が、いわきFCに0-1で敗れ、7位に転落し2年連続のPO進出を逃した。森山佳郎監督(58)は悔しさをにじませながらも、サポーターへの感謝を言葉にした。勝利したいわきは9位で、藤枝MYFCに勝ったモンテディオ山形は10位でシーズンを終えた。
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アウェーでの最終戦を勝利で締めくくった。試合を動かしたのはMF五十嵐聖己(23)だった。ペナルティーエリア右へ流れたボールに追いつき右足でゴールを奪った。「あそこに入っていけるのが自分の強みだった。自分で言うのもあれですが簡単なゴールではなかったけど、決められて良かった」と値千金の1本に胸を張り、勝利後には仙台まで駆けつけたサポーターとともに勝利のダンスを踊った。田村雄三監督(42)は「仙台さんの状況含めて難しい状況になると思っていましたが、ボールをしっかり動かせて、セカンドボールを拾うことができて、スーパーゴールも生まれてみんなで勝ち取った勝利だと思います」。昨年同様9位でシーズンを終えたが、来季につながる白星に手応えを得た。