四国地区大学リーグの四国学院大硬式野球部は11月28日、今年3月まで寒川監督を務めていた香川 智彦氏が12月1日より同部…

四国地区大学リーグの四国学院大硬式野球部は11月28日、今年3月まで寒川監督を務めていた香川 智彦氏が12月1日より同部新監督に就任することを発表した。春秋通じてリーグ26度のリーグ優勝を誇り、2022年パ・リーグ新人王&最優秀中継ぎ賞を受賞した水上 由伸(帝京第三・元埼玉西武ライオンズ)、読売ジャイアンツ左腕の富田 龍(志度)などNPB選手も複数輩出しているチームを名将が率いる。

 香川監督は1957年・香川県多度津町生まれ。丸亀商(現:丸亀城西)では後に観音寺中央(現:観音寺総合)で1995年センバツ初出場初優勝の偉業を達成した橋野 純監督(2019年71歳没)から薫陶を受け、専修大、同大コーチ・2軍監督を経た1981年から本格的に指導者の道へ。

 寒川、社会人野球・阿部企業(兵庫)、丸亀城西、観音寺中央、丸亀城西、英明(初代監督)、寒川と約40年以上に渡る高校野球指導者人生の中で、丸亀城西で夏1度(1997年)、英明で春2度(2015・2018年)・夏2度(2010・2011年)の計5度の甲子園出場を果たし、1989年ヤクルトスワローズドラフト1位指名の西村 龍次氏(寒川ーヤマハ)など、複数のプロ野球選手も育成してきた。

 また、実子の香川 純平氏はこれまで春1度(2023年)、夏2度(2013・2024年)甲子園出場に導き、今年の秋季四国大会でも優勝、明治神宮大会ベスト4入りした英明の現指揮官。さらに香川 智彦監督は最初に高校野球監督として就任した寒川で、お笑いコンビ・ココリコ遠藤こと、遠藤 章造氏を指導したことでも知られている。

 今回、68歳にして初の大学野球指導となった香川氏は「1歳上の明徳義塾・馬淵 史郎監督が指揮をされているのを見て、自分もやらなくてはと思っていたところに、今回のオファーを頂いた。丸亀城西、観音寺中央、四国学院大と橋野先生が過去に監督をされていたところで自分も指揮を執るのは先生が導いてくださっているような気がする」と感慨深げな表情を浮かべた上で「どっしりとした戦いをする橋野野球を引き継いでいきたい」と意気込みを語っている。

 帝京第五で3年夏の甲子園で4番を張った永田 隆之佑(3年)や、志度で3年春に香川県高野連招待試合で日大三に2失点完投勝ちした新鞍 護(2年)など、現状でも他校と比べてもそん色ない有望選手が多数そろう四国学院大。名将・香川監督の下、2026年は今年春秋ともに6チーム中4位に終わった悔しさを糧に、2024年春以来のリーグ王座奪還を期待したい。