【FIBAワールドカップ予選】日本代表 90-64 チャイニーズ・タイペイ代表(11月28日/GLION ARENA K…

【FIBAワールドカップ予選】日本代表 90-64 チャイニーズ・タイペイ代表(11月28日/GLION ARENA KOBE)
バスケットボール日本代表のSG富永啓生(レバンガ北海道)が、第2クォーターのラストプレーで神業的なディープスリーを炸裂。2クォーター連続となる日本のブザービーターに会場はお祭り騒ぎとなり、SNS上でもファンたちが歓喜した。
日本は11月28日、FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選 Window1でチャイニーズ・タイペイ代表とホームで対戦。初参戦したBリーグで今季の日本人最多スコアラーである富永は、日本代表戦でもその得点能力を発揮した。
42ー22と大きくリードして迎えた第2クォーターの終盤、相手のスリーポイントシュートは落ちて、Cジョシュ・ホーキンソンが力強いリバウンドでマイボールとする。そこからPG富樫勇樹を経由し、センターラインで富永がボールを引き取ったタイミングでは試合時間が残り5秒の状況だった。
富永は1つボールをついて前進して、スルーポイントラインから1mほどの距離があったが残り3秒でシュートを選択。慌てて相手がブロックに入るも、それより早く富永の手からボールが離れた。大きな弧を描いたボールは、そのままネットイン。直後にブザーが鳴り、会場からは大歓声が上がり富樫やホーキンソンなどコート上の選手たちは両手をあげてこのミラクルショットを称えた。
「今日はブザービーターの日!」の声も

富永自身も興奮状態で、コート脇にいたファンを煽る。ベンチから出てきたチームメートたちも次々に富永とハイタッチして、活躍ぶりを称えた。第1クォーターにも馬場雄大がハーフコートショットを決めており、日本は2クォーター連続でブザービーター成功とレアな状況となった。
これにはSNS上のファンたちも歓喜。「2Q連続のブザービーターはもう漫画」「ブザービーター日本」「2回連続ブザービーターってやべーーー」「今日はブザービーターの日!」「ブザービーター祭り!」「富永はあの位置は外さないよねー!最高のタイミングでミラクルショット炸裂だわ」「お祭り騒ぎ」「富永は日本に戻ってきて完全に復活したな」「これよこれよ!富永のスリーは本当に美しい!最高なショット」など大興奮となった。
なお、この日の富永は16分6秒のプレータイムながら、チーム2位タイとなる13得点をマーク。シュート成功率は33.33%だった。最終的に90-64で大勝した日本は、12月1日にアウェーで再びチャイニーズ・タイペイと対戦する。
(ABEMA/FIBAワールドカップ予選)