11…
11月1日(現地時間10月31日、日付は以下同)。「エミレーツNBAカップ2025」はグループプレーがスタートし、11月27日で6日目を終えた。29日の最終日に、11試合が行われる。
現時点でグループプレー突破を決めているのは、ウェスタン・カンファレンスのグループBにいるロサンゼルス・レイカーズ(3勝0敗/得失点差+36)と、イースタン・カンファレンスのグループAにいるトロント・ラプターズ(4勝0敗/得失点差+53)の2チームのみ。
29日の試合結果で、残り4グループの首位チームが決定。さらに、各カンファレンスのグループで2位以下に終わった中で最も成績が良い2チームが、ワイルドカードとして一発勝負のノックアウトラウンドへ駒を進めることとなる。
ウェストのグループAでは、オクラホマシティ・サンダーとフェニックス・サンズが直接対決し、勝者がグループ首位通過。グループCはデンバー・ナゲッツとサンアントニオ・スパーズが激突し、その勝者が首位通過となる。
イーストのグループBは、オーランド・マジック対デトロイト・ピストンズ戦の勝利チームが首位通過。グループCではニューヨーク・ニックスがミルウォーキー・バックスに敗れればマイアミ・ヒートが準々決勝進出。ニックスが勝利すれば首位通過となる。
ただ、準々決勝進出の可能性が消滅していないチームには、ワイルドカードでノックアウトラウンドへ駒を進めるチャンスが残されている。このグループプレーで成績が並んだ場合のタイブレイクは、直接対決の結果、得失点差、総得点数、昨シーズンの成績という順番で決まる(延長で残した得点は得失点としてカウントされない)。そのため、グループ内では直接対決と得失点差、カンファレンス内のワイルドカード争いでは得失点差が大きく影響してくる。
はたして、グループプレー最終日ではどんな展開が待ち受けているのか。12月10日と11日に開催される準々決勝へ進出するのはどのチームになるのかは必見だ。グループプレー6日目を終えた時点の各カンファレンス、グループ別の順位表は下記のとおり(x=準々決勝進出決定、*=グループプレー敗退決定、勝敗数の右側にある数字は得失点差、『NBA.com』参照)。
■エミレーツNBAカップ2025 グループプレー順位表(6日目終了時点)
<ウェスタン・カンファレンス>
・グループA
1位 オクラホマシティ・サンダー(3勝0敗/+71)
2位 フェニックス・サンズ(3勝0敗/+35)
3位 ミネソタ・ティンバーウルブズ*(2勝2敗/+45)
4位 サクラメント・キングス*(0勝3敗/-57)
5位 ユタ・ジャズ*(0勝3敗/-94)
・グループB
1位 ロサンゼルス・レイカーズx(3勝0敗/+36)
2位 メンフィス・グリズリーズ(2勝1敗/+9)
3位 ロサンゼルス・クリッパーズ(2勝1敗/-15)
4位 ダラス・マーベリックス*(1勝2敗/-11)
5位 ニューオーリンズ・ペリカンズ*(0勝4敗/-19)
・グループC
1位 デンバー・ナゲッツ(2勝1敗/+26)
2位 サンアントニオ・スパーズ(2勝1敗/+23)
3位 ヒューストン・ロケッツ*(2勝2敗/+14)
4位 ポートランド・トレイルブレイザーズ*(2勝2敗/-31)
5位 ゴールデンステイト・ウォリアーズ*(1勝3敗/-32)
<イースタン・カンファレンス>
・グループA
1位 トロント・ラプターズx(4勝0敗/+55)
2位 クリーブランド・キャバリアーズ(2勝1敗/+33)
3位 ワシントン・ウィザーズ*(1勝2敗/-44)
4位 アトランタ・ホークス*(1勝2敗/-11)
5位 インディアナ・ペイサーズ*(0勝3敗/-33)
・グループB
1位 オーランド・マジック(3勝0敗/+61)
2位 デトロイト・ピストンズ(2勝1敗/+24)
3位 ボストン・セルティックス*(2勝2敗/-17)
4位 ブルックリン・ネッツ*(1勝2敗/-17)
5位 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ*(0勝3敗/-51)
・グループC
1位 マイアミ・ヒート(3勝1敗/+49)
2位 ニューヨーク・ニックス(2勝1敗/+26)
3位 ミルウォーキー・バックス(2勝1敗/+13)
4位 シカゴ・ブルズ*(1勝2敗/-42)
5位 シャーロット・ホーネッツ*(0勝3敗/-46)