バスケットボール男子日本代表の富永啓生が、自身で作成した「自己分析チャート」をもとに長所と課題について語った。【映像】…

バスケットボール男子日本代表の富永啓生が、自身で作成した「自己分析チャート」をもとに長所と課題について語った。
FIBAワールドカップ2027 アジア地区予選Window1のチャイニーズ・タイペイ戦(11月28日がホーム、12月1日がアウェー)に向けた強化試合中に、ABEMAの独占取材に応じた富永。バスケ好きとして知られる櫻坂46の大園玲さんがインタビュアーを務めるなか、6項目を5段階で自己評価したチャートを披露した。
約6年間のアメリカ生活を経て帰国し、今季からBリーグのレバンガ北海道に加入した富永は、ここまで平均17.8得点を記録。11月16日の島根スサノオマジック戦ではプロキャリアハイの30得点を叩き出すなど目覚ましい活躍を見せ、今回のW杯予選でも大きな期待が集まっている。
そんな中で富永は、自己分析チャートで「得点力」と「メンタル」に最高評価の「5」を付けた。得点力ついては「自分の持ち味でもあるので、満点にしました」と自信。また「メンタル」については、「本当にどんな状況でも、スリーポイント打ち続けるというメンタルはあると思います」と、その根拠を説明した。
最大の持ち味であるスリーポイントシュートの瞬間について質問されると富永は、「決めてやるぞって気持ちはもちろんあるんですけど、それ以上に練習通りのことをするっていうことを心がけてやっています」と、ルーティンに集中していることを明かした。

さらに、「(シュートが)入らないかもと思うことはありますか?」という質問に対して富永は、驚きの感覚を告白。「だいたい打った瞬間に、入るっていうのは分かる。入らない時も分かります」と即答。大園さんが「(ボールが手を)離れた瞬間に分かるってことですか?」と確認すると、「そうですね、だいたい」と返した。このシューターならではの感覚には、大園さんも「ええー!すごいですね!」と驚いていた。
一方で富永は、「ディフェンス」は「2」、「パス/アシスト」は「3」と自己評価。「ディフェンスはなかなかまだ自分の課題のとこだと思うし、パス/アシストもまだ成長できるところがたくさんある」と語り、向上心を見せた。
最後にチャイニーズ・タイペイ戦への意気込みを聞かれた富永は、「まずはワールドカップに向けたワールドカップの切符を取るために、すごく大事な試合になってくる」とコメント。そして、「チームとして、自分たちのやりたいバスケットをやって、まず勝利に導けるように頑張ります」と勝利への貢献を誓った。
(ABEMA/バスケットボール日本代表)