◇国内男子◇カシオワールドオープン 2日目(28日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7375yd(パー72)◇晴れ(観衆…

57歳の谷口徹が男泣き

◇国内男子◇カシオワールドオープン 2日目(28日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7375yd(パー72)◇晴れ(観衆1982人)

最終18番(パー5)を終えてクラブハウスまでの上り坂、大粒の涙がこぼれた。谷口徹は1バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「77」と崩れた。初日「67」で3打差8位の好発進を生かせず、通算イーブンパー82位で予選落ちに終わった。

「残念は残念ですが、実力の世界。それが今の実力。今年、優勝はマストと思ってやってきた」。今季、生涯獲得賞金上位25位以内の資格を使用してツアーに出場してきたが、前週時点の賞金ランキングは136位で上位65人が獲得する賞金シードには届かなかった。

若手の活躍に期待した

出だし1番でバーディ発進を決めたが、4番から連続ボギーをたたいた。15番はボギー、16番はダブルボギー、17番もボギーと緊張の糸が切れたかのようにスコアを落とした。「後半のプレッシャーがきつかった。優勝争いなんかよりもはるかにきつかった。最後も力が出なかった」と振り返った。

レギュラーツアーには推薦出場の道もあるが、「実力主義で、推薦で出たいと思ったこともない。出るのが悪いとかはないですが、そういうので出ようとは思ったことないので」と現在は否定的だ。来季の出場権をかけた予選会(QT)にも出る予定はない。シニアツアーを含めた今後のことについては「引退とは言わないが、いま言われてもしばらくは何も考えられない」と話すにとどめた。

上がり4ホールで崩れた

この日は「日本プロ」(5月)を制した清水大成、「日本オープン」(10月)で勝った片岡尚之とともにラウンドした。勢いに乗る20代の若手2人のゴルフを目に焼き付けた。ツアー20勝の57歳は「最高の選手と回れて良かった。彼らもすごくこれから伸びる選手。彼らだけじゃないですが、たくさん良い選手がいるんで応援したい」と力を込めた。

ホールアウト後、仲間に胴上げされて笑顔

「20回勝っていますが、つらい思いの方がはるかに何百倍も多い」。ホールアウト後、20勝目(2018年日本プロ)のガッツポーズ姿がプリントされた特注Tシャツが関係者からプレゼントされた。親交ある選手らと記念撮影し、胴上げもされ「ありがたいです」。また、涙を流した。(高知県芸西村/玉木充)

みんなで記念撮影 パッティング