11…
11月27日、男子日本代表は翌28日に開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Window1」へ向けた前日練習をGLION ARENA KOBEで公開。練習を終えたメンバーが囲み取材に応じた。
久しぶりの代表招集となった安藤誓哉(横浜ビー・コルセアーズ)は率直に状態を問われると「悪くないですよ」と笑顔を見せた。数日の合宿の中で、普段は違うチームでプレーする選手たちとの“合わせ”の難しさについては「今までやってきて、合わせるというか自分のプレーをどう出せるかだと思います。ディフェンスでは決まりがあるので、自分の経験でどのチームにいっても、しっかりと必死で頭に入れてやってます」と答え、これまでのキャリアの経験を生かせている様子を見せた。
オフェンスの部分については「自分がやっているバスケが、(日本代表に)つながっている。スタイルを変えるのはなかなかできないので、自分のスタイルでどう還元できるか楽しみです。自分の個のエナジーがこのチームに入れられれば、ちょっと違った見え方になると思います」と語り、自信を覗かせた。
このWindowでの鍵になるポイントについては「シンプルなバスケットを見せたい。大きく動いてダイナミックに。ペイントタッチというより、ただ中に入っていくではなく縦の動きでクリエイトしたい。3ポイントはみんな打てるのでその前の動きが大事。オフボールはダイナミックに小さく動かない」と、安藤はベテランとして代表チームにプラスアルファをもたらせることを強調した。
安藤はこのインタビュー後に発表された、チャイニーズ・タイペイ戦のロスター12名に名を連ねた。久しぶりの日本代表でどんなプレーを見せるのか注目だ。
【動画】日本代表に選出…安藤誓哉のオフェンス力