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 11月28日、B1東地区の仙台89ERSは、アンバサダーとしてクラブに所属していた片岡大晴とのアンバサダー契約を解除し、B3のさいたまブロンコスへの移籍を発表した。

 12月に40歳の誕生日を迎え、“ソルジャー”の愛称で知られるる片岡は、184センチ80キロのシューティングガード。リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)、京都ハンナリーズ、レバンガ北海道などでもプレー経験を持つ。2019-20シーズンから仙台に在籍し、6シーズンプレー。今シーズン開幕前の6月30日にアンバサダー契約の締結を発表。加えて海外リーグに挑戦する意向であることも表明し、8月30日にモンゴルのダルハン・ユナイテッドへ入団した。

 その後11月3日に双方合意の上で、モンゴルのクラブと選手契約が解除となったことが発表された。片岡は仙台とのアンバサダー契約を保ちながら、日本でのプレーを目指して移籍先を探し、B3埼玉への移籍が決定した。

 今回の発表を受けて片岡と仙台はクラブ公式サイトを通し、以下のようにコメントを発表した。

■片岡大晴のコメント

「ソルジャーです!!!このたび、国内でプレーすることが決まり、それに伴い、アンバサダーとしての務めを終えることになりました。モンゴル挑戦に向けて準備をしていた頃から、僕とみなさんをつないでくれていたこのアンバサダーという役割ですが、練習が中心の生活だったため、正直クラブに十分貢献できなかった部分もあったかもしれません。それでも支えてくださったクラブには、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもナイナーズとみなさんがつながり、この街を楽しみ、みなさんの日々が温かい愛に包まれることを、心から願っています。

 本当にありがとうございました。愛をこめて。ソルジャー」

■仙台89ERSのコメント

「良い時も苦しい時も、熱く闘い続ける片岡選手の姿は、我々クラブの支えであり、『GRIND』を体現する仙台89ERSの象徴でした。これまで仙台89ERSに尽力いただいた片岡大晴選手に、心から感謝と敬意を表するとともに、さらなるご活躍を祈念いたします。ありがとう!ソルジャー!」

【動画】25得点の活躍を見せたソルジャー