【UEFAヨーロッパリーグ】フェイエノールト1-3セルティック(日本時間11月28日/スタディオン・フェイエノールト)【…

【映像】GKのミスを誘う鬼プレス→ダイレクトシュート

【UEFAヨーロッパリーグ】フェイエノールト1-3セルティック(日本時間11月28日/スタディオン・フェイエノールト)

【映像】GKのミスを誘う鬼プレス→ダイレクトシュート

 日本人コンビがゴールをこじ開けた。セルティックのMF旗手怜央が、FW前田大然のプレッシングにより誘発した相手のミス見逃さずに正確なシュートでネットを揺らして見せた。この一連のシーンにファンは大きな盛り上がりを見せている。

 日本時間28日、セルティックはUEFAヨーロッパリーグのリーグフェーズ第5節でフェイエノールトと対戦。セルティックは旗手と前田、フェイエノールトは上田綺世と渡辺剛が先発し、日本人対決となったこの試合で結果を残したのが旗手だ。

 1―1の同点で迎えた43分、セルティックは相手右サイドでプレスを開始。渡辺に戻されたボールに対して、右の前田が追い込むと、渡辺はここでGKへのバックパスを選択。すると、背番号38は二度追いを仕掛け、GKティモン・ベレンロイターが内側にトラップした瞬間、さらに加速してプレッシャーを強めていく。ドイツ人GKは前田の圧力に焦ったのか、慌てて出した中央へのパスは味方に届かず、そこには背番号41が待ち構えていた。

このボールに対して旗手は迷いなく右足一閃。決して簡単なシーンではないものの、ガラ空きのゴールに向かってダイレクトシュートでネットを揺らしてみせた。

【映像】GKのミスを誘う鬼プレス→ダイレクトシュート

 前田の“お膳立て”からの旗手の逆転弾にはファンも大興奮。SNSでは「前田のプレスから旗手!」「冷静なハタテのダイレクト」「旗手が1G1A」「上田綺世見にきたのに旗手1G1Aの大暴れで草」「前田のプレスからこぼれたところを旗手が決めた」「代表で見たいよな」と、日本人コンビによって奪った一連のプレーを賞賛していた。

 なお、この試合は11分に上田にゴールを決められ先制を許したセルティックだあったものの、31分に旗手のアシストから同点とし、そしてこの場面で逆転。さらに82分、ボックス内の前田のアシストから追加点が生まれ、セルティックは3―1で快勝。

 セルティックはELのリーグフェーズ5試合を終え、2勝1分2敗と勝率を五割に戻し、ノックアウトフェーズ進出に向けて調子を上げている。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAヨーロッパリーグ)