今回のtotoはJ1第37節の10試合と、J2第38節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分…
今回のtotoはJ1第37節の10試合と、J2第38節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■「別れの季節」ゆえのドラマが起きる
シーズンが閉幕に近づいてきた。J1の頂点を争うレースでは、優勝の可能性は首位の鹿島アントラーズと、勝点1差で追う柏レイソルだけに残されている。
サッカーの試合が行われない週末が近づいてくることも寂しいが、さらに悲しいのは別れの季節がやってくることだ。選手、スタッフが全員そろって次のシーズンを迎えることはなく、クラブを去る仲間を見送らねばならないのだ。
すでに来季契約更新がなされないことが発表されている選手がいる。クラブやファンには悲しい気持ちが広がっているだろうが、その思いがエネルギーへと昇華し、しかも、優勝争いに影響する可能性がある。
注目したいのはアルビレックス新潟だ。現在最下位で、J2降格が決まっているチームは、キャプテンの堀米悠斗と、計12シーズンも所属し、明るいキャラクターでも人気だった千葉和彦が今季限りで契約満了となることを発表している。
ともにファンに愛された選手だ。その2人と迎えるホーム最終戦で、チームメイトたちに力が入らないはずはない。
新潟としては、前節に5失点の大敗を喫した悔しさを晴らす必要もある。確かに、ここ2試合で計7失点という状況は看過できないが、上位のヴィッセル神戸相手の試合も含めて、2試合連続2得点しているのも事実だ。
また、過去の対戦成績も見逃せない。新潟はJ1に復帰した2023年以降、柏を相手に5試合も引き分けが続いている。互いに監督が代わっていた今季も、その記録は続いていたのだ。
柏も天皇杯決勝で敗れ、リーグ戦前節は下位の名古屋グランパス相手に辛勝するなど、絶好調とは言えない。このカードは、新潟の意地の勝利も視野に入れつつ、ドロー決着を予想する。
■迷いを生む「新シーズン」の監督交代
チームを去るのは、選手だけではない。いくつかのクラブでは、すでに今季限りでの退任が発表されている監督もいる。
そのひとりが、サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督だ。2022年から広島を率い、今季も含めてルヴァンカップを2度獲得。リーグ戦でも3年連続でトップ3以上にチームを導いた。
今季もまだ3位に届く可能性を残しているが、公式戦ここ2試合では結果が出ていない。天皇杯準決勝で神戸に敗れ、ACLエリートでも中国のチームと引き分けた。中国での戦いの翌日、スキッベ監督が今季でチームを去ることが発表された。
チーム内では、発表よりも前に情報が共有されていたはずだ。また、正式に伝えられていなくとも、そうした空気は、チーム内に自然と広がっていくものだ。
新シーズンの監督交代は、選手たちに迷いを生じさせるはず。年をまたいでACLエリートを戦い続ける広島にとっては、なおさらだ。
今節は順位が1つしか違わない、川崎フロンターレと対戦する。上位同士の対決とあり、totoの投票率は両チームの勝利予想がともに35%と、きれいに分かれている。
実力伯仲かもしれないが、そういう戦いを大きく左右するのが精神面。軍配が上がるのは川崎だ。
記事後半では、柏が引き分けることで気になる首位鹿島の試合と、激戦となっているJ2に目を向ける。