登板時のサンバイザー型ヘルメットの秘話 ドジャースで今季プレーした、キケことエンリケ・ヘルナンデス内野手が登板時につけて…
登板時のサンバイザー型ヘルメットの秘話
ドジャースで今季プレーした、キケことエンリケ・ヘルナンデス内野手が登板時につけていたサンバイザー型ヘルメットが今季話題になった。MLB公式Youtubeチャンネルの番組「Baseball and Coffee with Adam Ottavino」に出演し、そのヘルメットの驚きの秘話を明かした。
元々は投手の打球直撃による脳震盪予防用に作成されたもの。しかし、キャンプで医者からE・ヘルナンデスが“強奪”。そのまま、チームメートにも宣言して登板時に着用すると、話題になったものだった。
「うまく投げられなくなるまで被り続ける」と宣言していたが、6月のジャイアンツ戦で満塁弾を被弾するなど5失点。「とても恥ずかしくて、それ以降はあのヘルメットを被るのを辞めた」と明かした。
その後は「優勝したらあのヘルメットでお祝いする」と言っていたことを明かした。実際にワールドシリーズを制したが、今度は米野球殿堂から寄贈の依頼が来たという。しかし、E・ヘルナンデスはそれを拒否。「殿堂さん、悪いね。僕は殿堂に入ることは決してないが、このヘルメットは家に持ち帰る。このヘルメットは渡さない」と伝えた。
まさかの事実にヤンキースなどに在籍したアダム・オッタビーノ氏も「あれは今となっては唯一無二の展示品だからね」と納得。ヘルナンデスも「トップス社に持って行ってトレーディングカードにするかも」と今後の展望を明かしていた。(Full-Count編集部)