11…

 11月27日(現地時間26日)。フランチャイズ史上最長タイの13連勝中のデトロイト・ピストンズが、敵地TDガーデンへ乗り込んでボストン・セルティックスと対戦した。

 試合は終始10点差以内の展開で、両チームは同点11度、リードチェンジ19度を数える激戦を演じた。残り1分17秒で、ケイド・カニングハムのフリースロー2本が決まってピストンズが1点差に迫る中、セルティックスはデリック・ホワイトが3ポイントシュートを沈めて4点をリードも、トバイアス・ハリスが3ポイントをお返しして残り50.5秒でピストンズが再び1点差へ詰め寄る。

 その後、両チームはショットミスやターンオーバーを喫し、残り9.9秒からフリースローの応酬に。ホワイトが2本決めると、カニングハムも2本沈めて1点差は変わらず、セルティックスはアンファニー・サイモンズのフリースロー2本で残り6.3秒で3点差をつける。

 するとピストンズはカニングハムがジョーダン・ウォルシュからファウルされ、残り4.4秒で3本のフリースローを獲得。3本すべて決めれば同点に追いつくことができたのだが、3本目を落としてしまい、最後はペイトン・プリチャードのフリースロー2本が決まってセルティックスが最終スコア117-114で競り勝った。

 2連勝としたセルティックスは、ここ6戦を5勝1敗とし、イースタン・カンファレンス8位の10勝8敗。この試合ではジェイレン・ブラウンが33得点10リバウンド5アシスト2スティール2ブロック、ホワイトが27得点7リバウンド3アシスト3スティール、プリチャードが16得点5リバウンドを記録。

 一方のピストンズは、11月に入って初黒星。カニングハムがゲームハイの42得点に8リバウンド5アシスト、ジェイレン・デューレンが12得点16リバウンド、ハリスが12得点2ブロック、ダンカン・ロビンソンが11得点3アシスト、キャリス・ルバートが10得点を残した。

 連勝こそ13でストップしたものの、ピストンズは15勝3敗でイースト首位の座を堅持している。

【動画】ピストンズ対セルティックス戦を残り約2分からハイライトで!