◇国内女子最終戦◇JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ 初日(27日)◇宮崎CC◇6543yd(パー72)…

この日最多タイの8バーディ

◇国内女子最終戦◇JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ 初日(27日)◇宮崎CC◇6543yd(パー72)◇晴れ(観衆1439人)

パー4で最も短い317ydの17番。岩井明愛のドライバーショットがフロントエッジに約40yd地点までぶっ飛んだ。ピンまで約50ydをウェッジで寄せた8個目のバーディは、申ジエ(韓国)と並ぶフィールド最多になった。

あんまり得意なコースじゃないけれど

スタート1番をウェッジで1.5mにつけたが、2番(パー5)はカラーから3パット。4番でチップインを決めたと思えば、5番(パー3)はガードバンカーにつかまった。そんな獲っても落とす展開からの5アンダー「67」は、今季米ツアーで全体5位、日本勢最高の平均バーディ数4.41を記録した“攻めの明愛”の真骨頂だ。

タイの惜敗で学んだこと

出場が3年連続3度目の今大会は2023年が通算4オーバー24位、24年が2アンダー10位。開催コースの宮崎CCに「苦手意識がある」という。ツアーでは珍しい高麗グリーンに今一つ対応しきれない。しかし、今回は「高麗グリーンはフィーリング」とざっくりしたイメージ作りで割り切っている。

「苦手という意識でいるのは良くないですから」。思えば、米ツアーの今季2戦目だった2月「ホンダLPGAタイランド」が開催されたタイ・サイアムCCオールドコースも「あまり得意ではない」と言いながら、通算27アンダーで優勝したエンジェル・インと1打差2位で終えた。そんな経験から、ネガティブなイメージをポジティブに脳内変換させる大事さを学んできた。

初の国内メジャータイトルを

取材対応が進むほど、岩井の言葉はどんどん前向きになっていく。米ツアー最終戦から強行軍の2連戦で今大会出場を決めたのは「日本の試合が大好きですし、出られる権利があるなら出たいと思って」。時差ボケに関する質問はサムアップポーズで「元気です!」を連発して封印した。

この日のパー3を除く14ホールのティショットでドライバーを握らなかったのは1度だけだ。「明日も楽しんで、攻めのプレーができたらいいです」。自分のスタイルを4日間貫いた先に、7勝目にして初の国内メジャータイトルが待っている。(宮崎市/加藤裕一)