FA市場の目玉でもあったシーズ。しかしながらブルージェイズとの契約は驚くべき規模となった(C)Getty Images …

FA市場の目玉でもあったシーズ。しかしながらブルージェイズとの契約は驚くべき規模となった(C)Getty Images
目前で獲り逃したワールドシリーズの奪還に向け、ブルージェイズが燃えている。
現地時間11月26日、スポーツ専門局『ESPN』をはじめとする複数の米メディアは、ブルージェイズが今オフにFAとなっていたディラン・シーズと7年総額2億1000万ドル(約327億6000万円)のビッグディールを締結したと一斉に報じた。
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強力投手陣のさらなる強化に着手した形だ。現在29歳のシーズは、パドレスに移籍して2年目となった今季は32試合に登板して8勝12敗、防御率4.55、WHIP1.33とやや低調な成績に終始。それでも2021年から5年連続での30試合以上の先発登板、そして200奪三振以上を記録するなど、自慢のタフネスで1年間ローテを守り抜いた。
2014年のプロ入り直後に右ひじのトミー・ジョン手術を受けて以降は大きな離脱がなく、1年を通した活躍が計算できるシーズ。そんな右腕を巡っては複数球団による争奪戦が展開されていたが、最終的にブルージェイズが大型契約をまとめた。
2025年シーズンに32年ぶりとなるワールドシリーズ進出を果たし、ドジャースと第7戦までもつれる激闘を演じながら涙を呑んだブルージェイズ。“忘れ物”を取りに行くための補強としてこれ以上にないタレントを加えたと言えよう。
米球界の移籍情報を発信し続けている専門メディア『MLB Trade Rumors』によれば、球団史上最高額のFA契約を交わしたブルージェイズだが、今回の契約には後払いが付帯。その割合は不明ながら思い切った買い物になったようだ。
シーズ獲得を伝えた同メディアは「現代のフロント陣が防御率をどれほど重視しているのかを示す試金石としてFA契約になった」と紹介。今季成績で防御率4点台だった内容ながら、大型契約に至った背景を分析した。
「シーズの契約を予想する上では、不安定な防御率が彼の収入に悪影響を与え、オプトアウト付きの短期契約を受け入れることになるか、獲得する球団が防御率を無視して他分野での安定性を基準に彼と契約するのか。そうした議論が多くあったが、ブルージェイズは後者を選択した」
さらに同メディアは「ブルージェイズの補強計画は確実にこれで終わりではない。すでにカイル・タッカー獲得の噂も囁かれ、ボー・ビシェットとの再契約にも関心を示している」と報道。攻守における戦力アップに球団が動く可能性を示唆した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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