「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」の決勝が行われ、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と第6シードのチョン・ヒョン(韓国)が対決。3-4(5)、4-3(2)、4-2、4-2でヒョンが勝利し、初代王者となった。試合時間は1…

「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」の決勝が行われ、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と第6シードのチョン・ヒョン(韓国)が対決。3-4(5)、4-3(2)、4-2、4-2でヒョンが勝利し、初代王者となった。試合時間は1時間57分。

チョンは予選となるラウンドロビンからの全勝優勝。対するルブレフとは過去に2度対戦しており、ラウンドロビンに続き勝利したことで通算3勝を挙げている。

チョンは第1セットを取られたものの、第2セットから合計4度のブレークを奪い、逆転勝利をものにした。

また、決勝に先駆けて行われる予定だった3位決定戦では、第4シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)が棄権したことにより、第7シードのダニール・メドべデフ(ロシア)が3位となっている。

今年初めて行われた「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」では、自動の線審システムや試合展開をスピーディーにする新ルールの導入など、試験的な要素も多く盛り込まれている。期待の若手選手が出場した今大会の結果と経験が来年以降に活かされ、さらなる飛躍を遂げることに期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は初代王者となったチョン

(Photo by Emilio Andreoli/Getty Images)