米大リーグのカブスなどで通算101本塁打を放ち、ロッテ、阪神でも活躍したジョージ・アルトマンさんが、死去した。92歳だっ…

米大リーグのカブスなどで通算101本塁打を放ち、ロッテ、阪神でも活躍したジョージ・アルトマンさんが、死去した。92歳だった。ニグロリーグ野球博物館のボブ・ケンドリック氏が25日、「昨夜亡くなったアルトマンはドン・ニューカム、ラリー・ドビーとともにニグロリーグ、ナショナルリーグおよびアメリカンリーグと日本プロ野球でプレーした3人のうち1人」とX(旧ツイッター)で伝えた。

アルトマン氏は55年にニグロリーグのモナークスに入団し、59年に米大リーグのカブスに移籍。61、62年に球宴出場した。通算991試合で101本塁打を放った。68年に東京(現ロッテ)に入団。1年目からともにリーグ最多の170安打、100打点と大活躍した。7年連続20本塁打を記録したが、大腸がんを患った74年に解雇。75年は阪神でプレーした。

193センチの長身で、チャリティーに熱心なことから「足長おじさん」と呼ばれた。70年日本シリーズでは飛球を追い、自らと衝突して意識を失った飯塚を介抱。外野を転々とした打球より人命を優先した。阪神では「手抜きは自殺行為」の名セリフを残し、真面目な性格が吉田義男らに慕われた。

◆ジョージ・アルトマン 1933年3月20日、米国ノースカロライナ州ゴールズボロ生まれ。テネシー州立大を経て59年4月にカブスでメジャーデビュー。3球団で991試合に出場し、101本塁打。68年に東京入団。全試合に出場して打点王、最多安打。70年は主に4番としてリーグVに貢献。74年にパ・リーグ記録に並ぶ6試合連続本塁打も、8月に初期の大腸ガンで離脱。翌年は阪神に移り、外国人選手初の通算200本塁打を達成。同年現役引退。ベストナイン3度。現役時代は197センチ、92キロ。右投げ左打ち。