◇国内女子最終戦◇JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ 事前(26日)◇宮崎CC◇6543yd(パー72)…
◇国内女子最終戦◇JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ 事前(26日)◇宮崎CC◇6543yd(パー72)
2016年「日本女子オープン」でアマチュア優勝を飾って以来、日米両ツアー通算12勝を積み上げた豊富なキャリア。そんな畑岡奈紗に今回、初めての経験が2つもある。
1つは本大会の初出場だ。16年に加えて19年にも勝った「日本女子オープン」、2019年に優勝した「日本女子プロ選手権」、「サロンパスカップ」は18年と今年出場しており、今週で国内メジャー4試合を“コンプリート”する。
「これまでも世界ランキング(50位以内の資格)などで機会はあったけど、米国との時差などを考えるとどうしてもタイトなスケジュールということもあった。出るからには(戦う)準備をしてという思いもあった」と出場を見送ってきた理由を説明した。今回は3週前の日米共催「TOTOジャパンクラシック」優勝者、「11月11日時点の世界ランク50位以内」(当時25位)の資格などで出場権を得た。「TOTOで優勝できたこともあり、調子もいいですし。日本のメジャーでもあり、出たいという思いはあったので」と3シーズンぶりの優勝にも背中を押され、出場に踏み切った。
もう1つの初めては、なんと“ぶっつけ本番”だ。予定では、前週の米ツアー最終戦「CMEグループ ツアー選手権」(5位)翌日の24日月曜日の朝、米オーランドを発ち、25日午後7時頃には宮崎着の予定だったが、まずオーランド→ダラス便がキャンセルになり、別便に切り替えたが、ダラス→羽田便の乗り継ぎもうまくいかず、羽田着はこの日の午前4時30分…。午前9時前に宮崎入りし、空港からすぐのコースに入ったが、練習ラウンドはプロアマ戦のスタート後に行ったバックナイン9ホールだけになった。
「以前、全米オープンで月、火、水曜と悪天候だったことはあるけど、コースを見ることはできた」と言うが、今回はフロントナイン9ホールが全くチェックできなかった。「全くコースを見ずに(本番を迎える)というのは初めてですね」と苦笑いするしかない。
強行軍、時差ボケ、確認したのがハーフだけで過去にも回ったことがないゴルフ場。「今は(時差ボケで)ハイになってるからかもしれないですが、大丈夫だと思います。過去の優勝スコアを見て15アンダーぐらい出さないと、と思いますが、ベストを尽くしたいです」。準備万端なら間違いなく優勝候補の一人の実力者がハンディを背負って初日を迎える。(宮崎市/加藤裕一)