25日、東芝の西村 王雅投手(智弁学園)の勇退が発表された。 西村は1年時夏から甲子園登板を経験。高校3年時夏の甲子園に…

25日、東芝の西村 王雅投手(智弁学園)の勇退が発表された。

 西村は1年時夏から甲子園登板を経験。高校3年時夏の甲子園に出場すると、初戦の倉敷商戦、続く横浜戦で8回無失点の好投を見せた。準決勝の明徳義塾戦も8回2失点に抑えて決勝まで勝ち上がった、今秋のドラフトで中日からドラフト1位指名を受けた中西 聖輝投手(青山学院大)を擁する智弁和歌山に敗戦。同校初優勝をあと一歩で逃したが、世代屈指の好左腕としてその名を知らしめた。

 高校卒業後は社会人の強豪・東芝へと進んだ。初年度から日本選手権に出場し、社会人の二大大会デビューを果たした。高卒3年目の昨年はU23日本代表入りを果たすなど、社会人野球でも実力を発揮していたが、今季限りで勇退を決断することとなった。

 東芝はホームページで勇退者のコメントを発表。西村は「これまで、常に高いレベルで野球に取り組むことができ、多くの経験と出会いに恵まれた日々は、私にとってかけがえのない時間でした。野球を通じて得たすべてに感謝しています」と綴り、「特に、家族の支えがあったからこそ、ここまで続けることができました。いつも応援してくれて、本当にありがとう」と感謝した。さらに「野球人生としては一区切りとなりますが、これからも、何らかの形で野球に関わり続けていきます。また球場でお会いできる日を楽しみにしています。そして、これからも東芝野球部への温かい応援をよろしくお願いいたします」とコメントしている。

 また、東芝で11年間プレーした善 武士投手(多良木)、6年間プレーした谷川 刀麻投手(星稜ー近畿大)が勇退。さらには選手として10年、コーチとしても2年チームを支えた柴原 健介氏(履正社ー日本大)も社業に専念することが発表された。