大相撲九州場所で初優勝を果たした安青錦が26日、日本相撲協会の臨時理事会を経て大関昇進が決まった。福岡・久留米市の水天…
大相撲九州場所で初優勝を果たした安青錦が26日、日本相撲協会の臨時理事会を経て大関昇進が決まった。福岡・久留米市の水天宮で昇進伝達式が行われ、安青錦は「大関の名に恥じぬよう、また、さらに上を目指して精進いたします」と口上を述べた。四字熟語は使用しなかった。
九州場所の千秋楽では本割で大関琴桜、優勝決定戦で横綱豊昇龍を連破。12勝3敗でウクライナ出身では初となる賜杯を抱いた。今年初場所の新入幕から5場所連続2桁勝利と安定感が際立った。
所要14場所での大関昇進は、同19場所の琴欧州(後の琴欧洲=現鳴戸親方)を上回り、史上最速(付け出しを除く)のスピード出世。21歳8カ月は、白鵬の21歳0カ月に次ぎ歴代4位の若年昇進(1位は貴乃花20歳5カ月)となる。