大谷の参戦表明は日本代表にとって何よりの知らせだ(C)Getty Images “日本人スター”の決断により、大きな反響…

大谷の参戦表明は日本代表にとって何よりの知らせだ(C)Getty Images
“日本人スター”の決断により、大きな反響が上がっている。
大谷翔平(ドジャース)が来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場を明言した。11月24日、自身のSNS上において、「日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思います」と投稿。優勝を果たした2023年大会に続き、ふたたび日の丸を背負い世界一決定戦の舞台に立つという力強いメッセージを綴った。
【写真】世界一の女神たち!真美子さんら“MVP夫人3ショット”を見る
現在、大会参加の行方が注目されている日本人メジャーリーガーの中で、いち早く出場の意思を明確にした大谷。連覇を目指す「侍ジャパン」にとっても前回大会MVPの参戦表明は”吉報”に他ならない。また、この大谷のMLB出場に関するニュースは、海外でも大きく報じられており、日本と同組となるライバル国の現地メディアは、複雑な反応を見せているようだ。
「“野球の神” 大谷翔平(ドジャース)がWBC出場を自ら明らかにした。大谷は、自身のSNSアカウントを通じてWBC出場を自分の言葉で発表した」
その様に伝えているのは韓国の『スポーツ朝鮮』だ。これまでと同じく、来年の大会も日本と韓国が1次ラウンドで同じプールCとして対戦が組まれていることから、「日本はお祭り騒ぎだが、韓国は『日本戦はもう諦めるべきか』という状況になってしまった」などと見解を示している。
さらに同メディアは、「韓国代表にとっては災難のような知らせだ」と強調するとともに、「韓国と日本は来年3月、東京ドームで本戦ラウンドの対戦を控えている。もともと勝つのが簡単ではない相手なのに、メジャーリーグのスーパースターたちが総動員されるなら、戦力差はさらに広がるほかない」と悲観。
また今後、大谷に続き、ドジャースの山本由伸、佐々木朗希の出場に関しても、「断る理由がなくなった」などと見込む同メディアは、多くのスター揃う可能性も指摘しながら、「日本はふたたび歴代級の戦力でWBC優勝に挑む」などと評している。
今やメジャーの“顔”となった大谷のWBC出場表明は、この先も国内外で様々な話題を提供することになりそうだ。そして大谷に続く形で、どれだけの日本人メジャーリーガーが名乗りを上げるのか。来年の大会に向け、ここから侍ジャパンの陣容が大きな注目を集めていくことになるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「休ませてやれって思う時はある」ド軍ロハスが語る大谷翔平の“同僚”としての本音爆発「ちょっとしたやり取りも深読みされる」
【関連記事】「一緒に打つと恥をかく」大谷翔平への“正直な不満”をド軍正捕手が告白「あれだけ簡単にやられると、ちょっとイラっとする」
【関連記事】「年間200万ドル」で「地球最高の選手」 大谷翔平の契約が“異次元”と米メディアが強調 ドジャース史上最高の投資と評価