FA宣言行使している松本 剛外野手(帝京)が巨人に移籍するのが有力となっている。松本の退団により11年、ドラフト指名を受…
FA宣言行使している松本 剛外野手(帝京)が巨人に移籍するのが有力となっている。松本の退団により11年、ドラフト指名を受け、入団した6選手が退団となった。
1位の菅野智之投手は入団拒否で、翌年のドラフトで巨人から1位指名を受け入団した。
入団した6選手のうち、松本含め4選手が高校生。そのうち3選手が主力選手として活躍している黄金ドラフトとなった。松本は22年に首位打者を獲得したアベレージヒッターへ成長。近藤は日本ハム時代から球界屈指のアベレージヒッターとして活躍し、23年にソフトバンクに移籍していきなり二冠王を獲得するなど、スラッガーへ成長し、最も頼れる打者となっている。
上沢は6位ながら叩き上げで日本ハム時代、二度の二桁勝利を獲得するまでの先発投手へ成長。今季はソフトバンクで、12勝を記録した。
石川慎吾は日本ハム時代、通算3本塁打だったが、移籍1年目の17年に99試合で5本塁打。巨人在籍時では11本塁打を記録。ここまで通算456試合で、206安打、17本塁打80打点としぶとく生き残っている。
5位の森内 壽春投手は入団時、27歳を迎えていたオールドルーキーで、いきなり56試合登板で、入団1年目にリーグ優勝を経験した。
7位の大嶋匠捕手は早稲田大ソフトボール部出身で、いきなり春季キャンプで豪快な本塁打を放ち話題となった。
ここまで高校生が育ったドラフトは稀だろう。全員が他球団へ移籍となったが、26年以降も活躍できるか注目だ。