◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 最終日(23日)◇ティブロンGC ゴールドコース(フロリダ州)◇6590yd(…

西郷真央は古江彩佳との2サムで2025年シーズンを締めくくった

◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 最終日(23日)◇ティブロンGC ゴールドコース(フロリダ州)◇6590yd(パー72)

西郷真央はメジャー制覇を遂げたシーズンの最後まで成長を示した。昨年は最終日の「66」で何とか25位まで巻き返し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを掲げた最終戦。コース自体、必ずしもいいイメージとは言い切れなかった場所で今年は2日目以降に60台を並べた。

古江彩佳との2サムだった最終日もティショットが左に飛ぶシーンが目立ちながら5バーディ、1ボギーの「68」にまとめて通算11アンダー19位。「去年よりもいい順位で上がれたことが、ひと安心」と控えめに喜んだ。

初優勝をメジャーで飾った飛躍の一年

待望の初優勝を4月のメジャー「シェブロン選手権」で遂げた米ツアー2年目。出られる試合にとにかく出続けた前年から、適度に調整のためのオープンウィークを挟むスケジューリングには明らかな変化があった。

ラウンド経験のあるコースが一気に増えたことで事前チェックの負担も減り、自らのゴルフの状態によりフォーカスできるように。9月には初めてパッティングコーチの指導を受けた。秋のアジアシリーズも国別対抗戦「ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン」を除いてスキップし、期間中に日本開催のPGAツアー「ベイカレントクラシック」で松山英樹の練習ラウンドをつぶさに観察。ツアーを戦いながら、着実にレベルアップにつなげたシーズンだった。

今季逃した目標を来季に持ち越す

目標は胸に秘めるタイプ。そのひとつとしてすでに明かしている「ロレックス・アニカ・メジャーアワード」を逃したことは、シーズンが終わったばかりの今でも生々しい悔しさが消えない。メジャー5大会の成績に応じて付与されるポイントの合計を競うレースで、ミンジー・リー(オーストラリア)とわずか4pt差の2位。「最後に全英(AIG女子オープン)があと1打良ければ、(トップ10に入って)獲れていたので。一番近い目標が達成できなかったことはショックが大きかった」と話す。

次の目標としていたシーズン複数回優勝にも届かなかった。「そこ(達成できなかった2つ)は来年頑張れたら」と言った後で、「もうひとつあるんですけど、それはまた…」。笑顔でかわした3つ目を含め、明確なターゲットを見据えて2026年に向かう。(フロリダ州ネープルズ/亀山泰宏)