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11月24日、『U18日清食品ブロックリーグ2025』男子の試合が開催され、県立宗像高校(福岡県)に102-80で勝利した九州学院高校(熊本県)が7戦全勝でグループF優勝を飾るとともに、『U18日清食品トップリーグ2026入替戦』への出場権を獲得した。
九州学院高校は初戦の県立宇部工業高校(山口県)戦を89-63で制すと、勢いそのままに5連勝。山口幹太キャプテンが「事実上の優勝決定戦だった」と語る京都精華学園高校(京都府)との全勝チーム対決では、同点で迎えた第4クォーターに29得点を挙げて相手を突き放し、92-81と11点差で激戦を制して優勝への道を切り開いた。最終的に無敗でブロックリーグを走り抜け、見事頂点に立った。
キャプテンを務める山口幹太は京都精華学園との一戦について、「プレー面はもちろん、気持ちの面でも、負けたら終わりの全国大会を戦うつもりで臨み、勝つことができました」と、勝因を振り返った。
続けて、「自分たちは高さがない分、どのチームよりも走ろうとチームメートみんなで意思統一をして一戦一戦を戦ってきました。練習から厳しさをもって取り組んできたことが結果につながったと思います」と、チーム一丸となってつかんだ優勝を喜んだ。
また、来年3月に開催される入替戦に向けては、「来年のチームは今年以上にサイズダウンしますが、外からのシュートや走力を生かしながら『U18日清食品トップリーグ入替戦』を戦ってほしいです」と、後輩たちに力強いエールを送った。
なお、12チームで来年度の出場権4つを争う入替戦には、『U18トップリーグ2025』の下位4チームと、『U18ブロックリーグ2025』の各グループを優勝した8チームが参戦する。
■『U18日清食品トップリーグ2026入替戦』出場チーム
▼トップリーグ下位
福岡第一高校(福岡県/5位)
八王子学園八王子高校(東京都/6位)
美濃加茂高校(岐阜県/7位)
帝京長岡高校(新潟県/8位)
▼ブロックリーグ優勝
開志国際高校(新潟県/グループC)
中部大学第一高校(愛知県/グループE)
九州学院高校(熊本県/グループF)
柳ヶ浦高校(大分県/グループG)
■「U18日清食品トップリーグ2026入替戦」男子の組み合わせ
☆ブロックリーグ優勝チーム内での順位決定方法は、①勝ち点数、②得失点、③得点数で決定する。
▼トーナメント1
1回戦 BL1位 vs BL8位
2回戦 帝京長岡高校(TL8位) vs A1回戦の勝者
▼トーナメント2
1回戦 BL2位 vs BL7位
2回戦 美濃加茂高校(TL7位) vs B1回戦の勝者
▼トーナメント3
1回戦 BL3位 vs BL6位
2回戦 八王子学園八王子高校(TL6位) vs C1回戦の勝者
▼トーナメント4
1回戦 BL4位 vs BL5位
2回戦 福岡第一高校(TL5位) vs D1回戦の勝者