来月9日、毎年恒例となった現役ドラフトが開催される。4回目となる今年は、制度の変更が行われる予定となっており、年々注目度…
来月9日、毎年恒例となった現役ドラフトが開催される。4回目となる今年は、制度の変更が行われる予定となっており、年々注目度も増しているイベントとなっている。
新たな選手の出場機会の創出やいわゆる「飼い殺し」をなくす目的として22年度から始まった。昨年も田中 瑛斗(柳ケ浦)が、日本ハムから巨人に移籍し、キャリアハイとなる62登板で1勝3敗、36H、防御率2.13の好成績を残した。前球団では7年間で一軍登板が10試合だったこともあり、成功事例といっていいだろう。
そんな現役ドラフトで最も成功事例が多いのが、ソフトバンクから移籍を果たした選手達だ。22年には大竹 耕太郎(済々黌ー早稲田大)が阪神へ移籍。初年度から2年連続で2桁勝利を挙げ、2度のリーグ制覇、日本一にも貢献している。翌23年も日本ハムに移籍した水谷 瞬(石見智翠館)が交流戦で歴代最高となる打率.438をマーク。ソフトバンクでは一軍出場を果たせなかったが、97試合で打率.287、9本、39打点を記録し、今年3月には中日の細川 成也外野手(明秀日立)とともに現ドラ選手初となる侍ジャパンメンバーにも選手された。
昨年も二軍で打率3割超えだった吉田 賢吾捕手(横浜商大―桐蔭横浜大)が日本ハムへ。入団から2年で将来の主軸候補を放出したが、結果として移籍先で一軍47試合と出場機会を増やすなど、本来の目的を果たしていると言えるだろう。
巨大戦力を抱えていることもあり、毎年のように能力の高い選手を出しているソフトバンク。12球団NO.1といっていいほど現役ドラフトに積極的だが、今年も他球団で主力を張れる選手が移籍することとなるのか。球団が下す決断に今年も注目が集まっている。