【明治安田J2リーグ】RB大宮アルディージャ 1ー2 徳島ヴォルティス(11月23日/NACK5スタジアム大宮)【映像】…

【明治安田J2リーグ】RB大宮アルディージャ 1ー2 徳島ヴォルティス(11月23日/NACK5スタジアム大宮)
徳島ヴォルティスのFWルーカス・バルセロスがスピードあふれる抜け出しからゴールを決めた。逆転弾を生んだ“神速ムーブ”に、ファンが大興奮している。
J2リーグ第37節で3位のRB大宮アルディージャと5位の徳島が対戦。1-1の同点で迎えた34分、徳島の点取り屋が圧巻のスピードを披露する。
徳島のMF児玉駿斗が大宮陣内でデュエルを制し、ボールはFW渡大生を経由してFWトニー・アンデルソンへ。アンデルソンが右前方にスルーパスを出すと、快足を跳ばしたバルセロスがペナルティーエリアに抜け出す。大宮のDFイヨハ理ヘンリーを置き去りにし、前に出てきたGK加藤有輝の股下を通すシュートを決めた。
逆転弾を決めたバルセロスは大宮サポーターの前で喜びを爆発。両手を広げてアピールすると謎の踊りを披露した。

実況・福田浩大氏が「速すぎる。奪ってあっという間でした」と伝えると、解説・田中裕介氏は「クオリティが高いですね」と感嘆。「トランジションで奪った後ですよね。下げずに前方方向へのパス2本と最後のクオリティ。徳島は今シーズン積み上げてきたものが全部出ましたね」と称賛した。
ファンもSNS上でリアクション。「上手い!」「激アツ展開」「スピーディーなショートカウンターから最後はバルセロス!」「良すぎるな」「J1上がらなバルセロスは絶対他のチームに取られるぞ!」「昇格出来ない場合、確実に個人昇格する選手」「まじでエンバペ」「恐ろしい動きとシュート」「やっぱり格が違う」「このリーグにいちゃいけない存在」「バルセロス大宮ゴール裏煽ってるやんw」とコメントしている。
このゴールで徳島がアウェイで逆転勝利を収め、勝点差「2」で迎えた直接対決を制し、4位に浮上した。
得点ランキング3位となる今シーズン14ゴール目を決めたバルセロスは、1998年7月19日生まれの27歳。ブラジル出身で、母国でプレーした後、韓国を経由して今シーズンから徳島の一員としてプレーしている。阿波国が誇る快足ストライカーが、チームを2021シーズン以来のJ1に導けるか。1位のV・ファーレン長崎との最終節でも注目が集まる。
(ABEMA de DAZN/J2リーグ)