サッカーのJ2ブラウブリッツ秋田は23日、ソユースタジアムにクラブ史上最多の1万3172人の観客を集めてホーム最終戦に…
サッカーのJ2ブラウブリッツ秋田は23日、ソユースタジアムにクラブ史上最多の1万3172人の観客を集めてホーム最終戦に臨み、ベガルタ仙台と0―0で引き分けた。通算11勝16敗10分けで14位。すでにJ2残留を決めており、29日に敵地での今季最終戦でカターレ富山と対戦する。
J1昇格争いを演じる仙台との東北対決。スタンドを埋めたサポーターは、秋田の青色と仙台のゴールドにくっきりと染め分けられた。
「スタジアムの熱が両チームの選手に火をつけた。素晴らしい景色だった」と吉田謙監督。「誰もさぼらず、誠実で粘り強い守備。そして躍動感あるカウンター。秋田は確実に成長している」
白星こそ逃したが、監督が評価したように、13本のシュートを浴びながらも、よく守った。
開幕2連勝でスタートしながら、守備の不安がすぐに顕在化し、直後に4連敗。以降は黒星先行だったが、選手補強で守備を再建。後半戦は5勝5敗8分けと負け込まないチームに。この日は、今季行き着いたところを表す戦いぶりだった。
試合後のセレモニー。あいさつに立ったGK山田元気選手は「今季、経験した苦しい時間、うれしい時間を財産として、来季につなげていきたい」。吉田監督はスタンドに向かって力強く宣言した。「秋田は永遠にひたむきです」。最終戦は白星で来季へ弾みをつける。(隈部康弘)