<大相撲十一月場所>◇千秋楽◇23日◇福岡・福岡国際センター【映像】ファンの心を“鷲掴み”にした安青錦の振る舞い 関脇・…

<大相撲十一月場所>◇千秋楽◇23日◇福岡・福岡国際センター

【映像】ファンの心を“鷲掴み”にした安青錦の振る舞い

 関脇・安青錦(安治川)が本割で大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽)を内無双で破り3敗(12勝)を死守。さらに続いて行われた3敗同士の優勝決定戦で横綱・豊昇龍(立浪)も撃破し、幕内初優勝を遂げた。ウクライナ出身の力士が賜杯を抱くのはこれが初の快挙。表彰式での優勝インタビューでは、普段は寡黙な安青錦が礼儀正しい振る舞いと笑い、さらにユーモアを織り交ぜたインタビューで館内を大いに沸かせ、「礼儀正しい」「青い目のサムライ」「カッコよすぎる」などファンの心を鷲掴みにした。

 いきなりインタビュー冒頭で、安青錦の人柄が垣間見られる瞬間が訪れた。

(代表インタビュー全文)

―初優勝、安青錦関です。おめでとうございます。

ありがとうございます。

(ひとこと言って、深々と丁寧に四方に一礼。大歓声が沸き起こり「四方に一礼」「四方に礼するのいいね」「丁寧な礼」「礼儀正しい」「なんか武士みたいだ」「青い目のサムライ」などの反響が相次ぐ)

ーずっと目標にしてきた優勝をつかみ取りました。いまどんな気持ちでしょう。

素直に嬉しいです。

―きょうは優勝するには2番勝つ必要がありました。どんな思いできょうを迎えたのでしょう。

自分らしく、下から相撲を取れたらいいと思って頑張りました。

―本割で大関に勝ちました。決定戦になりました。それが決まったときの思いはどうですか。

まぁ、初めてのことだったので。しっかり悔いが無いようにやっていきたかったです。

―決定戦の相撲は緊張感どうだったでしょうか。

もちろん、いつも緊張しているので緊張感ありましたけど、しっかり自分らしい相撲とれてよかったです。

―昨日もそうですし、3回勝っている横綱にまた勝ちました。内容どうだったでしょう。

まぁ、自分らしい相撲とれたので良かったと思います。

―優勝が決まったときの歓声はどんな風に聞こえましたか。

まぁ、あんまり信じられなかったので、あまり聞こえなかったです(笑)

(館内もどっと笑い)

―花道の奥では付け人とも抱き合いました。少し目からあふれるものもあったかと思います。

ずっと目標にしてきたことなので、それをできてうれしかったですね。

―初めて抱いた賜杯の重さは。

思ったより重たかったですね(笑)

(再び、館内どっと笑い)

―3年前に来日して、もう優勝をつかみ取りました。改めて、振り返ってどうでしょう。

師匠が言っていることをしっかりやってきて、その結果だと思います。

―入幕から5場所連続でずっと二桁。最後は優勝、どうしてここまで勝てるのでしょう。

(館内から「大関!」の掛け声)

自分でもあまりよくわからないです(笑)

―審判部が場所後に臨時理事会の招集を八角理事長に承認し、理事長も承認をしたと。新たな番付で新年を迎えることになりそうです。

嬉しいですけど、一つ上の番付もあるので、そこを目指していきたいです。

(館内どよめき)

―満足することは、来日してから3年間…

いや、これからだと思います。

―来年に向けての意気込み

今場所に負けないような結果出せるように頑張ります。

 勝って兜の緒を締める。まさに武将のような安青錦の笑顔を織り交ぜた、誠実な優勝インタビューのやり取りに心を鷲掴みにされたファン。館内は拍手喝采だった。(ABEMA/大相撲チャンネル)