<大相撲十一月場所>◇千秋楽◇23日◇福岡・福岡国際センター【映像】花道奥で安青錦と付け人の感動光景 関脇・安青錦(安治…
<大相撲十一月場所>◇千秋楽◇23日◇福岡・福岡国際センター
関脇・安青錦(安治川)が3敗同士の優勝決定戦で横綱・豊昇龍(立浪)も撃破し、幕内初優勝を遂げた。ウクライナ出身の力士が賜杯を抱くのはこれが初の快挙。21歳の“超新星”が戦禍の故郷から来日し、わずか3年半で栄冠を手にした直後、花道を引きあげていった安青錦は付け人と力強いハグ。涙でぐしゃぐしゃの顔をした付け人を見るなり、互いに目からあふれ出る涙を拭いながら支度部屋に消えていった。
その姿を目にした実況の藤井康生アナは「いやー、花道の奥、抱き合いました。涙を拭いている姿、背中でしょうか」とコメント。元横綱・若乃花の花田虎上氏も「付け人が泣いていますね」と応じた。
その後、藤井アナは取組を振り返って「今日も安青錦、アゴが上がらなかったですね」としみじみ話すと、花田氏は「自信があるんでしょうね。安青錦は。でも、横綱の地位として責任は果たせなかったですけど、逃げずに当たっていったんですからね。豊昇龍も。いいじゃないですか、いい取組でした。二人とも」と健闘をたたえた。
花道奥で繰り広げられた歓喜の瞬間、そして涙にファンも反応。「付け人泣いてる」「もらい泣きしちゃう」「いい勝負、いい光景」「また相撲人気が爆上がりだ」「安青錦も付け人さんもおめでとう」といった反響が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)