11日に開幕した「フェドカップ・決勝」で、アメリカチームのココ・バンダウェイ(アメリカ)は、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)との開幕戦を戦い、6-4、6-4の2-0での磐石な勝利を手にした。試合時間は、1時間33分だった。今年の…
11日に開幕した「フェドカップ・決勝」で、アメリカチームのココ・バンダウェイ(アメリカ)は、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)との開幕戦を戦い、6-4、6-4の2-0での磐石な勝利を手にした。試合時間は、1時間33分だった。
今年の「フェドカップ・決勝」では、アメリカとベラルーシが雌雄を決する組み合わせとなり、国別対抗戦であることも影響してか、通常のツアーとは異なり、歓声などが響く中で、試合が行われた。
それぞれの選手については、バンダウェイは現在、世界ランキングで10位とぎりぎりだがトップ10につけている一方で、サスノビッチは87位。100位以内には入ってきているものの、まだまだ上位とは言いにくく、番付ではバンダウェイ有利で始まった一戦だった。◇ ◇ ◇
試合は第1セットの1ゲーム目から動きを見せた。バンダウェイが自身の最初のリターンゲームでいきなりブレークを達成。リードを築くと、そのまま両選手ともキープを続ける展開に入った。バンダウェイはそのまま第1セットを奪い、1-0のリードを確保した。
一転して、第2セットの序盤では、バンダウェイもサスノビッチも、ブレークし合いながらスターとをきった。第1ゲームからバンダウェイがブレークすると、サスノビッチもすぐさまブレークバックし、1-1とする。
しかし、バンダウェイがさらにサスノビッチのサービスを攻めると、ゲームを手にし、またもや1ブレークのリード。続くサービスゲームで、激しいラリー戦でも譲らず、バンダウェイが、3-1とリードを固めた。
バンダウェイはその後、第8ゲームでブレークを許すものの、続く第9ゲームで再びブレークしてリードを取り戻した。そのまま、サービスを押し切り、勝利を手にした。
次戦としては、「全米オープン」を制したスローン・スティーブンス(アメリカ)とアリナ・サバレンカ(ベラルーシ)とのカードが行われる予定だ。(テニスデイリー編集部)
※ココ・バンダウェイは「フェドカップ・決勝」の開幕戦を見事に勝利で飾り、初戦で弾みをつけた
(Photo by Richard Heathcote/Getty Images)