◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 3日目(22日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6595yd(パー71…
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 3日目(22日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6595yd(パー71)◇晴れ(観衆2926人)
今季最後のフルフィールドの大会で、プロ18年目35歳の木戸愛が18ホールを残して首位と2打差の2位につけた。シード復帰を目指してツアーに臨むベテランは7月「資生堂レディス」で永峰咲希とのプレーオフに敗れ、8月「CAT Ladies」では1打届かず2位。今大会で勝てば、2012年「サマンサタバサレディース」以来の2勝目、13年124日ぶりツアー史上最長ブランクVとなる。
前日の大会2日目には、木戸にとってもうれしい出来事があった。昨年から師事する尾崎将司門下の“姉弟子”にあたる佐久間朱莉が年間女王戴冠を決めた。3日目のティオフ前、ジャンボ邸で顔を合わせることもある13歳下の“先輩”に「おめでとう」と声を掛けた。「本当にすごいなって。尊敬する気持ちと、私自身もしっかり頑張っていきたいなって」と刺激を受けた。
3打差4位から出たムービングデーを3バーディ、1ボギーの「69」でプレーし、通算9アンダー2位で最終日を迎える。前半5番は9mの上りの強いフックラインを読み切ってバーディを先行し、スコアを落とすことなく後半11番(パー5)で手前から3mを沈めて2つ目のバーディを奪取した。12番(パー3)では5mのパーパットを決める場面もあり、「きょうは良いショットも、いいパットも、ラッキーもあって。トータルで良かった」と声を弾ませた。
ボギーを喫した直後の17番(パー5)では、バウンスバックに成功。ピンまで残り216ydの2打目が「3UTにするか5Wにするか悩んで5Wを選んだら結構いい球で」と、グリーンの奥にこぼれた。「ドロップゾーンが使えるテレビ(塔)の所にあって、救済を受けてウェッジショットを打てた」と1mに寄せてバーディとした。
今季3度目のトップ3からの優勝争い。「『今度こそ』よりも、やれることをしっかりやりたい。最後の最後まで自分のゴルフをやり抜きたい気持ちが強い」と惜敗してきた経験を生かしたい。「勝ちたいですね。あまり気負わず、自分のプレーをしっかりしたい」。最終日は佐久間と最終日最終組でプレーする。恩師にうれしい報告をしたい思いは、2人とも同じだ。(愛媛県松山市/石井操)