岡山県美作市に本拠を置く社会人野球のショウワコーポレーション硬式野球部が来季の新体制を発表した。フィールドマネージャー…

 岡山県美作市に本拠を置く社会人野球のショウワコーポレーション硬式野球部が来季の新体制を発表した。フィールドマネージャー(監督)にパナソニック野球部元監督の奥代恭一さん、マスターヒッティングコーチ(打撃コーチ)にプロ野球・阪急(現オリックス)の黄金期を支えた加藤秀司さん、チーフバッテリーコーチ(投手コーチ)に横浜(現DeNA)監督を務めた尾花高夫さんらを擁す。

 ショウワコーポレーション硬式野球部は柵原クラブを引き継ぎ、2012年に発足。23年に全日本クラブ選手権で県勢として初優勝した。

 首脳陣にはベンチコーチ(ヘッドコーチ)=元神戸学院大学監督の伊与田健吾さん▽ストレングス&コンディショニングコーチ=赤川貴弘さん▽チーフトレーナー=松元隆司さんも加わった。実績と人望がある面々で、都市対抗野球の優勝を目指す。ゼネラルマネージャーはプロ野球・楽天の元コーチ、米村理さん。

 20日に美作市役所であった会見で、奥代さんは「目標は都市対抗野球優勝と、野球を通じた地域・社会貢献」と強調。尾花さんは「いかに考え方と行動の質を上げていくか、それがひいては技術のレベルアップにつながる」と意欲を示した。(藤井匠)