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 今シーズンで3度目の開催となった「エミレーツNBAカップ2025」(旧インシーズン・トーナメント)は、ここまで全30チームがグループプレーで1~2試合を終えた。

 過去2年は、グループプレーが毎週火曜日と金曜日(日本時間の水曜日と土曜日)に行われてきた。ただ、今シーズンは11月1日(現地時間10月31日、日付は以下同)、8日、15日しか開催されていない。

 今シーズンのグループプレーは、22日に9試合組まれているほか、26日、27日、29日にも行われるため、過去2シーズンと比較すると選手たちはNBAカップへフォーカスしやすい日程になっている。

 21日の時点で、ウェスタン・カンファレンスではグループAのミネソタ・ティンバーウルブズ(2勝0敗/得失点差+54)、イースタン・カンファレンスではグループBのデトロイト・ピストンズ(2勝0敗/得失点差+27)がそれぞれ首位に立っている。

 また、イースト2位にいるグループAのトロント・ラプターズ(2勝0敗/得失点差+23)が、22日のワシントン・ウィザーズ戦に勝利し、インディアナ・ペイサーズがクリーブランド・キャバリアーズに敗れれば、一番乗りでグループプレー突破が決まる。

 このグループプレーで成績が並んだ場合のタイブレイクは、直接対決の結果、得失点差、総得点数、昨シーズンの成績という順番で決まる(延長で残した得点は得失点としてカウントされない)。そのため、グループ内では直接対決と得失点差、カンファレンス内のワイルドカード争いでは得失点差が大きく影響してくるため、22日以降に激戦の連続になる可能性は十分ありそう。

 3日目を終えた時点の、各カンファレンスにおけるグループ内の順位表は下記のとおり。グループプレーを終えて、各グループで首位に立ったチームと、ワイルドカードの各カンファレンス4チームが一発勝負のノックアウトラウンドへ進出。12月10日と11日に準々決勝、14日に準決勝、17日に決勝が予定されていて、準決勝からはネバダ州ラスベガスで開催される。

※勝敗数の右側にある数字は得失点差、『NBA.com』参照

■エミレーツNBAカップ2025 グループプレー順位表(3日目終了時点)


<ウェスタン・カンファレンス>


・グループA

1位 ミネソタ・ティンバーウルブズ(2勝0敗/+54)

2位 オクラホマシティ・サンダー(1勝0敗/+31)

3位 フェニックス・サンズ(1勝0敗/+22)

4位 サクラメント・キングス(0勝2敗/-45)

5位 ユタ・ジャズ(0勝2敗/-62)

・グループB

1位 ロサンゼルス・レイカーズ(2勝0敗/+19)

2位 ロサンゼルス・クリッパーズ(2勝0敗/+2)

3位 メンフィス・グリズリーズ(1勝1敗/+9)

4位 ダラス・マーベリックス(0勝2敗/-14)

5位 ニューオーリンズ・ペリカンズ(0勝2敗/-16)

・グループC

1位 デンバー・ナゲッツ(1勝1敗/+23)

2位 ヒューストン・ロケッツ(1勝1敗/+13)

3位 サンアントニオ・スパーズ(1勝1敗/+10)

4位 ポートランド・トレイルブレイザーズ(1勝1敗/-22)

5位 ゴールデンステイト・ウォリアーズ(1勝1敗/-24)

<イースタン・カンファレンス>


・グループA

1位 トロント・ラプターズ(2勝0敗/+23)

2位 クリーブランド・キャバリアーズ(1勝1敗/+22)

3位 アトランタ・ホークス(1勝1敗/+8)

4位 インディアナ・ペイサーズ(0勝1敗/-20)

5位 ワシントン・ウィザーズ(0勝1敗/-33)

・グループB

1位 デトロイト・ピストンズ(2勝0敗/+27)

2位 オーランド・マジック(2勝0敗/+20)

3位 ボストン・セルティックス(1勝1敗/-12)

4位 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(0勝2敗/-10)

5位 ブルックリン・ネッツ(0勝2敗/-25)

・グループC

1位 ミルウォーキー・バックス(2勝0敗/+16)

2位 シカゴ・ブルズ(1勝1敗/-6)

3位 ニューヨーク・ニックス(1勝1敗/-2)

4位 マイアミ・ヒート(1勝1敗/+10)

5位 シャーロット・ホーネッツ(0勝2敗/-18)

【動画】日本時間11月15日のトップ10プレー集はこちら!