◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 2日目(21日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)◇…

石川遼は首位と3打差6位で大会を折り返した

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 2日目(21日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)◇晴れ(観衆2430人)

フェニックスCCで60台が2日続いたのは、15回目の挑戦で2回目だ。8位に入った2020年大会以来、5年ぶり。石川遼は「68」「68」の通算4アンダーでプレーした予選ラウンドに「すごく手ごたえはありますね」と言った。6位での決勝ラウンド進出は、最終的に2位で終えた08年大会以来に並ぶ最高位でのターン。首位と3打差で週末を迎えられる。

スタートの1番で2mを沈めるバーディを決めてからも、コースとの駆け引きに冷静に対応した。難関4番パー4は前日に続いて左ラフからUTでセカンドショット。「手前のバンカーから勝負するしかない」と割り切り、狙い通り“砂イチ”でパーを拾った。

苦手だったはずのコースで飛躍

ショットで作った4mのチャンスを後半10番で生かした。左ドッグレッグの13番ではグリーン右サイドから木と木のあいだを低く抜いて出し、「たまたま50㎝くらいについた」と苦笑いするアプローチから3つ目のバーディを奪った。2打目をピンそば1.8mにつけた16番で4つ目。淡々とホールを進めながらリーダーボードを駆け上がった。

首位に近いポジションキープを阻んだのは17番(パー3)の手痛いミス。ティショットが左に曲がり、2打目はグリーンの反対側のラフまで到達した。「狙ったところに打てた」このアプローチの後に、さらに3打かかったのが悔しい。1.5mほどのパットもカップ際で右に曲がってダブルボギーを喫した。

2週後には米ツアーの出場権を争う予選会に出場する

「リカバリーが効かず、最後の頼みの部分が機能してくれなかった」と終盤の後退を嘆きつつ、「きのうよりもショットも良くなって、本当に楽しいです」とキャリアで苦手コースと位置付けていた18ホールでことしは笑える。「全部が思った通りに打てているわけではないけれど、どうコースに合わせていくか(がポイント)。自分のやりたいゴルフをやって、コースをねじ伏せるというよりは、1ホール、1ホールを自分なりに(合わせて)プレーしている」と、それぞれのシチュエーションと対話している実感がある。

「あと2日間ある。しっかり自分のプラン通りやりたいと思います」。2週後には渡米して米ツアーの出場権を争う2次予選会に参加する。あす3日目に同じ組に入ったのは今秋、米下部ツアーからPGAツアー昇格を決めた平田憲聖ニール・シプリー。試金石にもなるはずだ。(宮崎市/桂川洋一)