巨人の山瀬 慎之助(星稜)が出場機会の増加を求め、契約を保留したことが報じられた。高卒6年目の今年は二軍で100試合、打…

巨人の山瀬 慎之助(星稜)が出場機会の増加を求め、契約を保留したことが報じられた。高卒6年目の今年は二軍で100試合、打率.302、3本塁打、24打点と結果を残したが、一軍では1試合の出場に終わっていた。

 巨人には、甲斐 拓也(楊志館)、大城 卓三(東海大相模-東海大-NTT西日本)、岸田 行倫(報徳学園-大阪ガス)ら実績豊富な捕手が多く、一軍に割って入れないのが現状だ。

 近年は現役ドラフトなどにより、移籍が活発化し、契約更改で他球団への移籍を志願する選手も少なからず存在する。昨年は、当時ソフトバンクのリチャード(沖縄尚学)が契約を保留。2023年には当時ソフトバンクの水谷 瞬(石見智翠館)が同様の理由で保留し、最終的にそれぞれトレードや現役ドラフトで他球団への移籍を果たしている。

 12月9日に今年度の現役ドラフトが開催されるが、巨人のチーム状況を鑑みると、山瀬の放出は難しい状況にある。山瀬は次期正捕手候補と目されており、支配下登録の捕手で25歳以下は山瀬のみ。今年の二軍戦でも山瀬が99試合でマスクを被り、次点が喜多 隆介(小松大谷-京都先端科学大)の40試合となっており、山瀬に圧倒的な出場機会が割かれている。時間をかけて育成してきただけに、簡単に手放せる選手ではないだろう。

 その一方で、正捕手・坂倉 将吾(日大三)のコンバートが予定されている広島や強打の捕手が少ないソフトバンクなど、山瀬とマッチする球団も存在する。どのような結論に着地するのか、今後の動向に注目が集まる。