NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26シーズン開幕前特集ディビジョン…
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26シーズン開幕前特集
ディビジョン2
NECグリーンロケッツ東葛
8月20日、運営会社のNECは今シーズン限りでの『チーム譲渡に向けた検討開始』について発表した。したがって2025-26シーズンがNECグリーンロケッツ東葛(以下、GR東葛)として戦う最後のシーズンとなる。
だからといって選手一人ひとりのモチベーションが下がるということはなく、大和田立によれば、むしろ「チームの一体感が増して、士気が上がっている」という。
ヘッドコーチに就任したグレッグ・クーパーは、2012年からの2シーズン、前身のNECグリーンロケッツを率いており、今季は12年ぶりのヘッドコーチ復帰だ。就任時には「ヘッドコーチとして、チームを再び日本ラグビーのトップディビジョンへ導くべく、最善を尽くす」と決意を表明。さらに新戦力には、リコーブラックラムズ東京のロトアヘア アマナキ大洋、日野レッドドルフィンズからローリー・アーノルドといった経験豊富な選手が加わった。昨季のディビジョン2で3位のチームに新戦力がどのように融合し、化学反応を起こすのか、楽しみは尽きない。
GR東葛として戦うラストシーズン。ディビジョン2で優勝を飾り、有終の美を飾りたい。
注目選手紹介
LO ローリー・アーノルド

オーストラリア代表として32キャップを誇るワールドクラスのロック。208cmの高さを生かしたラインアウトでは圧倒的な制空権を誇り、モールでもフィジカルの強さを発揮する。今季はキャプテンを務める。
FL/No8 ディラン・ネル

三菱重工相模原ダイナボアーズとユタ・ウォリアーズでは、グレッグ・クーパー ヘッドコーチのもとでプレー。パワフルなボールキャリーだけでなく、クーパー ヘッドコーチのラグビーを伝える伝道師的役割も期待される。
(鈴木潤)