NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26シーズン開幕前特集ディビジョン…
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26シーズン開幕前特集

ディビジョン2
花園近鉄ライナーズ
1年でのディビジョン1復帰を目指した昨季はD1/D2入替戦で敗退。向井昭吾ヘッドコーチが退任し、チームのOBで昨季はコーチングコーディネーターを務めた太田春樹氏が新監督に就任し、D1復帰を目指す。
長年、花園近鉄ライナーズの顔だったクウェイド・クーパーとウィル・ゲニアの世界的ハーフ団と村田毅は、昨季限りで現役引退したが、それぞれがコーチングスタッフ入りして裏方としてチームを支える。
D1復帰に向けての本気度は、その豪華補強に表れている。
現役南アフリカ代表のマニー・リボックを筆頭に、ニュージーランド代表キャップ保持者のピーター・ウマガ=ジェンセンらが新たにチームに加わった。
今季のチームスローガンは、『才能はいらない』を意味する「TNT(Takes No Talent)」。個人だけの能力に頼らず、チームが一体となるスタイルを求めていくことになる。
4年後に創設100周年の節目を迎える名門はD1復帰に向けて、勝負のシーズンに挑む。
注目選手紹介
SO マニー・リボック

ラグビーワールドカップ2023で優勝を経験した南アフリカ代表スタンドオフで、新生ライナーズの顔になる存在だ。「自分の強みはアタック能力」と会見で語ったが、ランと左右両足のキックで世界レベルのプレーを披露する。
WTB 木村 朋也

花園Lの生え抜きで、速さは日本トップクラス。ライン際で急加速してトライを奪うスタイルから「フェラーリ」の異名でも知られるが、昨季はD2で5位となる8トライをゲット。今季も得点源としてチームをけん引する。
(下薗昌記)