◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 初日(20日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)◇晴…
◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 初日(20日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)◇晴れ(観衆2101人)
23歳の岡田晃平は中高を地元高知の明徳義塾で過ごし、東北福祉大を卒業して2023年にプロになった。松山英樹は直系の先輩であるだけでなく、言われたくないことをハッキリ言ってくれる存在だ。しかも、心をえぐるように。
「お前はホントに勝てないね」。開幕前の練習ラウンドで約1年ぶりに顔を合わせるなり、痛いところを突かれた。マスターズチャンピオンは、今季4回のトップ10入りをほめてくれたり、慰めの言葉をかけてくれたりはしないのだ。
「でも僕はそう言ってくれると逆に燃える」と岡田はたくましい。惜敗続きが不甲斐ない、と自分も思ってきたから。「松山さんも興味がなかったら言ってくれないと思うので。そういう面では気にかけてくださってるのかな…と」。再会で得られる刺激は他には替えがたい。
尊敬する大先輩は、なにも結果だけを見て語る人ではないことも知っている。「ずっと『球を高くしろ』と言われていたんです。去年の今頃はなにも言われなかったんですけど、ことしは『球、高くなったね』と言ってくれて。自分も良い進化ができているかなと思えました」
初勝利の瞬間をただ待つのではなく、この1年は弾道測定器がはじき出すショットの打ち出し角のデータに目を凝らしてきた。「でもちょっとスピン量が多いタイプなので、そこが次の課題。スピンコントロールを頑張らなきゃいけない」と持ち味のフェードボールにさらに磨きをかけ、ドローも操れるようになりたい。
松山の2つ前の組でプレーした初日は石川遼、池田勇太と同組で「68」をマークした。最終9番のバーディフィニッシュにこぶしを力強く握る。1Wショットを右のラフに入れながら、残り150ydをピンそば3m弱につけ、パットを流し込んだ。イーブンパー27位の先輩をしのぐ、2アンダー9位での滑り出し。「良い位置で松山さんと回りたいですね」と大きな目を輝かせた。(宮崎市/桂川洋一)