◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前(19日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)岩田…

岩田寛のバッグに新しいミズノのマッスルバックが

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前(19日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7117yd(パー70)

岩田寛のバッグの中に、ひと際目立つアイアンがあった。ミズノの新しいマッスルバックアイアン「ミズノプロ S-1」だ。バックフェースに溝が入った新しいデザイン。見た目がカッコよくバッグの中で存在感があった。

岩田はクラブ契約フリーで、アイアンはこれまで各社のマッスルバックを試してきた。デビューしたての頃はベンホーガンを使い、その後はミズノの「MP-68」や「MP-4」にハマった。そしてホンマ契約時代もマッスルバックを好み、その後はタイトリスト「620 MB」やキャロウェイ「APEX MB」、最近では住友ゴム工業(ダンロップ)「スリクソン Z-FORGED」を使ってきた。それがここにきて、再びミズノに回帰した。

新しい「S-1」が気に入った

替えた理由を本人に聞くと、「いま使っているアイアンがちょっと左に行くようになったのがきっかけです。香港オープンで(平田)憲聖とご飯を食べた時に、ミズノのアイアンのハナシになって。(ミズノ契約選手の)彼からいろいろ話を聞いて『ちょっと一回使ってみようかな』ってなりました。昔ミズノを使っていて、いい印象も残っていた」という。

火曜日の練習ラウンドで試したところ、「最近はロングアイアンが“弾丸”で飛んでいくモデルが多いけど、これはしっかりスピンが入る。飛ぶほうじゃないけど、スピンが入ってコントロールできる」と計算が立った。開幕前日に「試合で使います」と明言したが、それにしてもなぜここまでマッスルバックを使いたがるのか。

その問いを向けると一言だけポツリ。「ミスがミスになるから」

ショットに強くこだわる岩田寛ならではの理由

実に奥深いこの答え。つまりミスをしても自分のミスなのか、クラブのミスなのかが分からないアイアンでは戦えないということだ。岩田の答えはまさにゴルフの真理。“ミスヒットしても真っすぐ飛ぶ”などのうたい文句を持つアイアンを使っていると、上手くなれないということだろう。岩田は「あす試合で使ってみて、どんな感じになるかです」と言い残し、練習に向かっていった。(宮崎市/服部謙二郎)