◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 初日(20日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)…

渋野日向子が大会初日のプレー途中で棄権した

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 初日(20日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)

主催者推薦により国内ツアー今季6試合目の出場となる渋野日向子が、第1ラウンドの12ホールを終えた時点で途中棄権した。国内ツアーにおいて、アマチュア時を含め棄権は初めて。後半3番(パー3)でトリプルボギーをたたき、6オーバーとスコアを崩していた。

渋野に帯同するマネジャーによると、今朝のスタート前の練習時、ドライバーを1球打った直後に首に強い痛みが走ったという。ケアを施したものの痛みは取れず、首にテーピングを巻いてティオフし、前半インを1バーディ、4ボギーの3オーバーでターン。渋野は推薦を受けての出場ということもありプレー続行を望んで後半へ折り返したが、1打目を右に曲げた3番をトリプルボギーとした直後にキャディと相談の上、棄権を表明した。

マネジャーは「きのうまではショットは非常にいい状態で、あとはパッティングが入ればという話をしていた。非常に残念で、推薦をいただいたし、やり切りたかった。これからのこと、いまの状況、気持ちの面も考え、キャディさんと相談しての棄権になりました」と説明した。

主戦場とする米国女子ツアーを含めると、昨年8月に開催された「スコットランド女子オープン」初日以来の棄権となる。左の股関節からでん部にかけた痛みにより5ホール目の途中でプレーを断念した。

渋野は2週後に、米ツアーの来季出場権を争う予選会(Qシリーズ)ファイナルステージ(12月4日~/アラバマ州マグノリアグローブGC)を控えている。