2025年の第五十六回明治神宮大会の高校の部は、九州国際大付(九州・福岡)の初優勝で幕を閉じた。「スーパー1年生」左腕、…
2025年の第五十六回明治神宮大会の高校の部は、九州国際大付(九州・福岡)の初優勝で幕を閉じた。「スーパー1年生」左腕、岩見 輝晟投手(1年)や、プロ注目のスラッガー、牟禮 翔外野手(2年)など逸材をそろえ、体重107キロの巨漢、上岡 煌内野手(2年)に1発が飛び出すなど、「多種多様」なタレントが、どんどん結果を出した末の優勝だったと言える。
前回、明治神宮大会に出場し4強入りした2021年秋のチームも「タレント」をそろえていた。左腕エース・香西 一希投手は技巧派。1番の黒田 義信外野手は走攻守揃ったプレーヤーで、野田 海人捕手と、体重100キロを超えるスーパー1年生だった佐倉 俠史朗内野手が打線の十軸を担った。
その後、香西は早稲田大に進み、主に救援投手として活躍し、来年度の新主将に選ばれた。黒田は東日本国際大に進み、2年春に内野手に転向しリーグ戦で首位打者&盗塁王に輝く活躍を見せている。
野田は22年ドラフトで西武から3位指名を受けプロ入り。24年に膝を手術を受けるなどケがに泣き、育成選手として再起を図っている。佐倉は23年ドラフトでソフトバンク育成3位指名を受け、25年のシーズンでは2軍公式戦にも出場。くふうハヤテベンチャーズ静岡に派遣され、みやざきフェニックスリーグで本塁打も放つなど成長中だ。
そのほか、近年では九州国際大付出身選手が多くドラフトで指名されている。23年では、下村 海翔投手(青山学院大)が阪神1位。22年では甲斐 生海外野手(東北福祉大)がソフトバンク3位、中村 貴浩外野手(九州産業大)が広島育成2位で指名された。21年ドラフトでは柳川 大晟投手が日本ハム育成3位で指名されている。
来年は、当時2年生だった21年明治神宮大会4強メンバーが大学生4年としてドラフトを迎える。今年優勝したメンバーも、ドラフト候補として名前が挙がってくるだろう。22年のように、高校生、大学生としても、九州国際大付から「ダブル指名」となるかもしれない。