<大相撲十一月場所>◇十一日目◇19日◇福岡・福岡国際センター【映像】こんな安青錦の姿は…義ノ富士がたった4発で 元学生…

<大相撲十一月場所>◇十一日目◇19日◇福岡・福岡国際センター

【映像】こんな安青錦の姿は…義ノ富士がたった4発で

 元学生横綱で大器として期待を集める前頭五枚目・義ノ富士(伊勢ヶ濱)が、破竹の勢いで連勝街道を突き進む新鋭の関脇・安青錦(安治川)を“たった4発”で圧倒した。まさかの展開にファンも驚愕する一方、義ノ富士への称賛コメントが相次いだ。

 昨年鳴り物入りで角界デビューを果たした“大器”がついに覚醒か。前日の十日目、横綱・大の里(二所ノ関)を下して初金星を獲得していた義ノ富士が、十一日目も番狂わせで館内を沸かせた。相手となったのは異例のスピード出世を続ける安青錦。早くも次期大関の呼び声も高い安青錦は今場所、立ち合い変化で1敗はしているものの、そのほかはすべて白星の絶好調。十日目までを終えて9勝を挙げ、幕内優勝争いのトップに大の里と並んでいた。

 そんな安青錦の前に義ノ富士が立ちはだかった。立ち合い正面から当たった両者。安青錦は持ち味の低い姿勢で攻めようとするが、義ノ富士が強烈な突っ張りで応戦。義ノ富士の圧力に押されて後退した安青錦は上体が起きてしまい、そのまま突き出されて土俵を割った。前日の大の里に続き、安青錦を“たった4発”で下した義ノ富士は8勝目を挙げ、今場所勝ち越しが決定。優勝争いに絡む可能性も出てきた。一方、敗れた安青錦は2敗目を喫し、六日目からの連勝が5でストップした。

 取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元関脇の豊ノ島は「義ノ富士の立ち合いがよかったですね」と指摘。「低く取るのが安青錦のよさで、低くなろうとしているんですけど、(義ノ富士が)下から突き上げていって、上体が上がっていきますよね」と説明すると、「安青錦は自分の高さに持っていこうとしていたんですけど、気づいたら押し込まれていた」と分析した。

 これで大の里、安青錦と、幕内優勝争いのトップに立つ2人の力士を下した義ノ富士。特に安青錦とは、幕下時代も含めて3度の対戦があり、そのすべてで勝利している。ついに覚醒したか“本物”の強さを発揮し始めた義ノ富士の活躍に、視聴者も「一気に起こす」「起こされちゃった」「これは本物」「低いアオを起こした」「珍しく頭上がったよ 」と驚きや称賛の声を上げていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)